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2020/10/20 17:30

日本酒×ブランデー×梅酒のいいとこ取り!「雫」は晩酌にもチルタイムにも楽しめる汎用性の高い万能酒だった

一般的な梅酒よりもツヤのある華やかな味わい

ここからは、いよいよ試飲。まずはストレートで、香りから楽しみます。角のないすがすがしい梅の香りが爽やかで、奥には日本酒やブランデーの上品なアロマも。濃厚タイプの梅酒とは違ってとろみはあまりなく、テクスチャーも非常にピュアな印象です。

↑ブレンドのおおよその比率は、梅酒が50%、日本酒が20%、ブランデーが10%。(残りは水で構成されている)

 

ひと口含むと、一般的な梅酒よりもツヤのある華やかな味わいが広がります。タッチはまろやかかつほどよくスイートで、酸味もやさしめ。十分なコクがありながらも19度というアルコールを感じさせない飲みやすさがあり、スゥーッと入ってきます。

 

試飲会では、新田さんがオススメの料理も教えてくれました。簡単なもので挙げるなら、「きゅうりの梅⾁和え」とのこと。梅×梅酸味と⽢味で相性抜群とのことで、さっそく筆者も作ってみると、確かに一体感が抜群でナイスペアリング。

↑きゅうりを乱切りにして、梅⾁と合えた簡単おつまみ。アクセントに⽩ゴマや塩昆布を混ぜるほか、ごま油をかけて中華テイストにするのもオススメとか

 

次はオンザロックで。ポイントは、お店で売っているような溶けにくくて大きな氷を使うこと。なるべく加水されないようにしつつ、⼀度に注ぐ量も控えめにすると、「梅ブランデー雫」特有の香りやコクをより楽しめると新田さんは言います。

↑ワイングラスのように、縁がすぼまったタイプを使うのも香りを楽しむコツです

 

温度が下がることで、味がキュッっと引き締まってシャープさがアップ。後味もいっそうすっきりして、これも実においしいです。ペアリング例としては、ベースに日本酒が使われていることもあって和食がよく合うとか。特にオススメなのは豆腐料理で、揚げ出し⾖腐も好相性とのことです。こちらも実際に作ってみました。

↑揚げ出し豆腐とおぼろ豆腐の冷奴でペアリング。ねぎ、しょうが、大葉などの薬味をのせたら、だし醤油でさっぱりと。「梅ブランデー雫」の甘酸っぱさが、まろやかな豆腐とマッチします

 

そして新田さんが「⽂句なしのイチオシ!」ということで最後に教えてくれたのが、「ヨーグルトの雫かけ」という大人のデザート。無糖や低糖のヨーグルトに「梅ブランデー雫」をかけるだけで完成する簡単なレシピです。

↑ヨーグルトの酸味にブランデー特有の華やかなコクと⽢さがマッチ。個人的に、ヨーグルトは硬めなテクスチャーのほうがより合うと感じました

 

日本酒が醸し出すキレのある吟醸香、ブランデーの華やかなボディ感、梅酒の甘酸っぱい芳しさ。これらがいいとこ取りとなった「梅ブランデー雫」は、晩酌にもチルタイムにも楽しめる汎用性の高い万能酒だと思いました。販売先は、神戸ワイナリーのオンラインショップをはじめ、神戸の百貨店や量販店など。化粧箱付きで贈り物にも最適なので、ぜひお試しを。

 

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