グルメ
2021/5/26 17:00

レンチン解禁にミートローフの商品化…日本ハム「シャウエッセン」が目指すのは“攻めてよし、守ってよしの二刀流”だ

チーズ味は1か月で100万束の大ヒット

そんな「シャウエッセン」の最新商品が、「シャウエッセン とろける4種チーズ」「クイックパックシャウスライス」「シャウエッセン ホットチリ」です。なかでも「シャウエッセン とろける4種チーズ」は発売から約1か月で100万束(束=1袋×2)の販売を想定している大ヒットとか。

↑左から、2021年3月発売の「シャウエッセン とろける4種チーズ」(税込590円)と「クイックパックシャウスライス」(税込590円)、4月に発売されたばかりの「シャウエッセン ホットチリ」(税込600円)

 

比恵島さんからそれぞれのオススメレシピを聞き、作って食べてみました。最初は「シャウエッセン とろける4種チーズ」から。こちらは「まずは手軽にレンジ調理で」とのことですが、ナポリタンなどのパスタの具材にするのもおいしいそうです。

↑「シャウエッセン とろける4種チーズ」のレンチン時間は、600Wで6本の場合40秒。ラップをかけましょう

 

「シャウエッセン とろける4種チーズ」は、2019年8月に発売して大ヒットした「シャウエッセン チェダー&カマンベール」のリニューアル版。チーズをチェダー、カマンベール、ゴーダ、パルメザンの組み合わせで進化させています。

↑あっという間に完成! ほどよくとろけるチーズのうまみがソーセージとマッチして激ウマです

 

次は「クイックパックシャウスライス」。こちらはシャウエッセンの肉をハムのように仕立てたエクステンション商品です。レシピは、YouTube「料理研究家リュウジのバズレシピ」のコラボ動画を参考に「シャウスライスミルフィーユサンド」を作ってみました。

↑レシピは簡単。「クイックパックシャウスライス」に、クリームチーズをベースとしたソースを5回重ねてレタスとともに挟むだけ。詳しくは「料理研究家リュウジのバズレシピ」

 

「クイックパックシャウスライス」の味は、薫製の香りがほのかにあり、肉の甘味や脂の口どけが印象的。また、何度も開封しやすいパッケージングで、使いやすい点も特徴です。

↑いい感じの“萌え断”サンドができ上がり。ハムとチーズソースとがまろやかに溶け、そこに合わさるシャキシャキレタスとのメリハリがたまりません

 

最後は「シャウエッセン ホットチリ」。こちらは、2020年4月発売の「シャウエッセン 焙煎ホットチリ」のリニューアル版で、うまみをアップさせているのが特徴です。調理はクックパッドに掲載されている「シャウホットチリとピーマンの簡単レンジ煮」を参考にアレンジしました。

↑ピーマン、ミニトマトを切らずに丸ごと使い、ラップはふんわりと。調味料などともにレンジで2段階調理するだけで完成です

 

クタッとしたピーマンやトマトにも「シャウエッセン ホットチリ」のうま辛い味わいが回り込み、インパクトのあるおいしさに。簡単に野菜もとれるナイスなつまみです。

↑ピクニックやランチのお供にサンドイッチを、ビールのつまみにソーセージを。ぜひ新作もお試しあれ

 

比恵島さん曰く、もともと「シャウエッセン」のコアユーザーは50~60代だったそうですが、レンチン解禁やエクステンション商品の積極開発によって、30~40代の購買も高まっているとか。往年のファンを大切にしつつ新たなニーズもつかんでいく、そんな“攻めてよし、守ってよし”の姿勢に、ファイターズ魂を見ました。国産本格ソーセージのパイオニアとしても、これからの動向に目が離せません。

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