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2022/1/16 19:30

こりゃ売れるわけだ!アッパーで“口福”な「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」は祝いやギフトに最高

“はじまりのシングルモルト”として名高い名門スコッチウイスキー「ザ・グレンリベット」から、正統だけどユニーク、紳士的だけど陽気、そんな個性派が限定発売され、売れに売れています。商品名は「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」。

 

↑2021年12月6日からEC限定で発売中の「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」。参考小売価格は税込5610円

 

その売れ行きは絶好調で、初回分は予約だけで完売したとか。そこで、人気の秘密を探りにブランド担当者を取材。製法などを紹介するとともに、味の特徴もレポートします。

 

バナナ、ココナッツ、パインなどトロピカルな面影

訪れたのは世界的なワイン&スピリッツメーカーであり、「ザ・グレンリベット」などの輸入販売も手掛けるペルノ・リカール・ジャパン。「ザ・グレンリベット」のブランドオーナーであるシーバス・ブラザーズ社のスコッチウイスキーアンバサダー、サイモン・ダーヴェニーザさんが教えてくれました。

 

↑サイモンさんはオーストラリア出身。日本には学生時代に留学経験があり、その後2015年に来日し現在に至ります。都内の有名ホテルでバーテンダーをしていたことも

 

世界的なウイスキーブームが続くなか、特にシングルモルトは高い人気を誇っています。シングルモルトとは、複数の蒸溜所のモルトを混ぜたブレンデッド(ヴァッテッド)とは違い、単一の蒸溜所のモルトだけをブレンドすることが名の由来で、土地の恵みが生きた個性的な味わいが特徴。

 

なかでもスコッチウイスキーの「ザ・グレンリベット」は、1824年に英国政府公認蒸留所の第1号となり、“はじまりのシングルモルト”として知られる超名門。高い評判の一方で、グレンリベットの名を冠した多くの模倣品がはびこったため、創始者がTHEという定冠詞を付け「ザ・グレンリベット」と名乗ることを正式に許可されたというストーリーも有名です。

 

↑熟成年数や熟成樽の違いなどで様々なタイプがラインナップされています。左はそのなかでも大定番の「ザ・グレンリベット 12年」で、参考小売価格は税込5907円

 

今回の「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」は、海外では2021年夏に先行発売されていたモデルが日本上陸したもの。以前から発売されていた「ザ・グレンリベット 14年 コニャックカスク・セレクション」(参考小売価格税込6930円)に続く、熟成樽の違いで独自の個性をもたせた一本です。

 

「その名の通り、カリブの風土や文化から受けたインスピレーションを表現しました。カリビアンラムの熟成に使用した樽で、ブレンドの一部をフィニッシュしています。デザインも太陽や南国をイメージしていて、ハッピーな世界観ですね。おひとりで楽しむのももちろんオススメですが、お祝いやパーティなどで味わっていただくと、より幸せを共有できるおいしさに仕上がっていますよ」(サイモンさん)

 

↑パッケージには鮮やかなコーラルカラーとヤシの木のモチーフを採用

 

カリビアンラムの熟成樽を使用するフィニッシュは、「ザ・グレンリベット」初の試みだとか。まずはストレートで味わってみると、確かにトロピカルなニュアンスが印象的に感じられます。

 

↑「ザ・グレンリベット」らしい洋なしや柑橘系のフルーティさとフローラルな味わいのうえに、バナナやココナッツといったトロピカルな要素も

 

加水すると香りが開き、より南国感が広がります。甘やかなフレーバーにはキャラメルやバニラの密感とともに、熟したパインやマンゴーを思わせるアッパーな面影があって、ほんのりスパイシーさも。この多幸感こそが、カリビアンラム熟成樽によるものでしょう。

 

カクテルでは大人な味に遊び心を演出してくれる

「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」はカクテルのベースにもオススメとサイモンさん。例として、2種類を作ってくれました。まずはタヒチの方言で“最高!”という意味をもち、トロピカルカクテルの女王といわれる「マイタイ」。

 

↑一般的にはホワイトラムをベースにするところ、スコッチウイスキーの「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」で仕上げます

 

サイモンさんの「マイタイ」はオレンジリキュールやライム果汁をふんだんに使っていて、明るく温かな柑橘と、ウイスキーの上品なボディ感がマッチ。

 

↑「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」の南国チックな要素が、いっそうトロピカル感を演出します

 

もう1杯は、通常はダークラムとジンジャービアを使う「ダーク&ストーミー」というカクテル。ジンジャービアとはジンジャーエールに近しい飲み物(いわゆるビールではないです)で、濃厚な生姜テイストが特徴です。

 

↑サイモンさんはラムの代わりに「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」をベースに、ライム果汁と「ビターズ」というリキュールを隠し味に作ってくれました

 

鮮烈なジンジャーフレーバーと、ブライトなライムの酸味、その奥に感じる、揺ぎ無いウイスキーの華やかさ。これぞ「ザ・グレンリベット」の真骨頂。カリビアンなニュアンスがファニーな表情を与え、大人な味わいのなかに遊び心を演出しています。

 

サイモンさんは、詳しいカクテルレシピも教えてくれました。またパーティで楽しむ際は、キューバサンド、タコス、ワカモレ(アボカド)×チップス、ジャークチキンといった、カリブや中南米のおつまみがオススメだそうです。「ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ」はEC限定かつ大人気ということで、気になる人は早めにチェックを!

 

【レシピ】

●マイタイ

ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ 45ml
オレンジリキュール 15ml
アーモンドシロップ 15ml
ライム果汁 20ml
オレンジ 1切れ
ミントの葉 適量

 

●ダーク&ストーミー

ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ 30ml
ライム果汁 15ml
アンゴスチュラビターズ 2滴(無くてもOK)
ジンジャービール 適量

 

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