飲み歩き大好きモデル・高田 秋が「家飲み」を追求! 今月は近年人気が急拡大しているクラフトジンから2銘柄をソーダとトニックで飲み比べた。北海道産と鹿児島産、それぞれ味の特徴は?
※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。
【9杯目】年々人気が高まるクラフトジンを飲み比べ
REUNION
WELLNESS GIN
6600円
(写真中央)
ウェルネスブランド「REUNION」から今春誕生したジン。鹿児島の名蔵「佐多宗二商店」とタッグを組み、キーボタニカルには北海道を中心に収穫した霊芝という植物生薬を使用。スパイシーなキレのある味わいで、凛とした爽快感が新鮮だ。
北海道自由ウヰスキー
9148 #0101
Craft Gin Original
5500円
(写真右)
2018年に創業した北海道初のジン蒸溜所が誇る銘柄「9148」の定番。名称はジョージ・オーウェルの小説「1984」に着想。ラベンダー、ブルーベリー、日高昆布など地元のボタニカルを多用し、甘やかな香りやまろやかな旨みが華やぐ。
どちらも個性があって♡ 私もペアリング試してみよ
ジン、イイですね! カクテルはよく飲むんですけど、フレッシュフルーツ系が好きで、ソーダ割りもジントニックもかなり久々。どちらも個性があってスゴくおいしいです♡
「WELLNESS GIN」はジンでは珍しい褐色の液色ですが、これは霊芝によるものとか。真っ白のラベルと相まって、お洒落ですねー。味わいは爽やかなビターテイストの奥に不思議な高揚感があって、余韻はふんわりしたあとスッて消えていく初めての感覚。例えるならやさしいそよ風のようなおいしさで、ソーダ割りでのフードペアリングなら、そうめんなどが合うと思います!
「9148」は故郷の北海道産ということで、親近感が湧きます! 果実味や酸味などのほか、複雑なニュアンスもありますね。どこか森のような風味なんですけど、これは土や冷たい風といった私的な北海道特有の香りがあって、北国ならではの大地の恵みを感じます。ドライな爽快感もあるので、オススメの料理は焼肉かな。特にジンギスカンがイチオシ♡ BBQしながらとか、最高だと思いますよ! 私も試してみよっと。
文/中山秀明 撮影/千葉タイチ ヘアメイク/Hitomi Haga スタイリスト/江原優里