スマートグラスの「Ray-Ban Meta」には画面がなく、もっぱらカメラやスピーカー、マイクを内蔵し、写真撮影やSNSへの動画配信、音楽再生などに割り切っています。しかし、次期モデルでは何らかの画面を搭載すると報じられています。
英Financial Timesによると、Metaは早ければ2025年にも画面を搭載したRay-Banスマートグラスを発表する予定とのことです。主に画面は、Metaのバーチャルアシスタント(AI)からの通知や応答を表示することに使われるそうです。
Metaは9月、先進的な画面を搭載したスマートグラス「Orion」を発表していました。同社が「真のARグラス」と呼ぶほど素晴らしい機能を披露しましたが、実際に発売するには高価すぎると言われています。そのためか、本製品ではあまり技術レベルの高くない画面を搭載する可能性が示唆されています。
ちょうど先日、GoogleとサムスンがAndroid XR構想を披露し、XRヘッドセットのほかスマートグラスの試作機を公開していました。今回の報道はその後のことです。すでにRay-Ban Metaは好評を勝ち得ていますが、画面付きの強化型モデルを早めに投入すれば、さらに多くのユーザーを獲得できそうです。
Source: Financial Times
via: 9to5Google