アップルとソニーは「PlayStation VR2 Senseコントローラー」を「Apple Vision Pro」ヘッドセットに対応させるための共同開発を継続していると、米ブルームバーグが報じています。

PlayStation VR2 SenseがApple Vision Proに将来的に対応するという噂は、昨年12月にも報じられていました。この二つを組み合わせれば、ユーザーはコントローラーのサムスティックと方向パッドでスクロールし、トリガーボタンで操作選択をすることで、オフィス作業などの生産性タスクやメディア編集でもこれらのデバイスを活用できると言われています。
今回の報道によれば、アップルとソニーの共同開発は「依然として継続中」とのこと。2025年後半の「visionOS」のソフトウェアアップデートでこの新機能が導入されるだろうと言われています。
また、PlayStation VR2 SenseがApple Vision Proに対応することで、「ゲーム用途に加え、OSをより精密に操作できる可能性がある」とのこと。しかし、「Apple Vision Proの販売不振を打開する決定打にはならない」とも付け加えています。
ゲーム分野でも生産性タスクでも、あまり存在感を示すことができていないApple Vision Pro。PlayStation VR2 Senseコントローラーが今後の起爆剤になり得るかどうか注目です。