アップルから販売が開始された「iPhone 16e」について、海外からバッテリーや搭載モデムチップ「C1」の性能に関する報告が寄せられています。

YouTubeチャンネルのDave2Dによれば、iPhone 16eのバッテリー容量は3961mAhとのこと。「iPhone 16」の3561mAhと比較して、10%以上も容量が増えています。
Wi-Fi接続によるウェブページの読み込みテストでも、iPhone 16eはiPhone 16と比較して1時間以上長持ち。CNETによる動画ストリーミングテストでも、iPhone 16や「iPhone 15」と比較して、iPhone 16eは優れた性能を示しました。なお、Tom’s Guideによるバッテリーベンチマークテストでは、iPhone 16eとiPhone 16の性能は変わりませんでした。
iPhone 16eにはアップルが独自開発したモデム「C1」が搭載されています。C1は高速な「ミリ波(mmWave)」には対応していないものの、ライバルのクアルコムのモデムチップ「Snapdragon X71」とほぼ同等の5G性能を実現しています。
海外メディアの報告によれば、「C1はiPhone 16のモデムチップと明確な違いはなかった」「C1はクアルコムのモデムチップより速くはないが、特別遅いとは感じなかった」と、問題なく動作していることが報告されています。
国内では価格の高さが話題となってしまっているiPhone 16e。しかしバッテリーやモデムチップなど、その中身は着実に進化しているようです。