アップルは、開発中の「スマートホームハブ」から一部の機能を削除したようです。

米ブルームバーグによれば、アップルはスマートホームハブで予定してた大胆な機能の一部を撤回したとのこと。具体的になんの機能が削除されたのかは明言されていませんが、この削除された機能は将来のモデルで復活する可能性もあるそう。
また、機能の削減は、製品の開発スピードを上げるためだとも報じられています。以前にも伝えられていましたが、アップルはこのスマートホームハブに組み込む予定だった「パーソナライズされたSiri機能」の遅延により、製品の発売時期を延期していたのです。ブルームバーグは2026年までに発売される可能性がありつつ、「正確な時期はまだ未定」と述べています。
アップルのスマートホームデバイスは小型かつ安価なiPadのような外観で、6〜7インチのディスプレイ、A18チップを搭載するとされています。アップルのAI(人工知能)機能「Apple Intelligence」により、「家電の操作」や「FaceTimeによるビデオチャット」といった機能が提供され、スピーカー付きのテーブルスタンドに設置したり、壁に掛けたりして使うことができると予想されています。
ブルームバーグのマーク・ガーマン氏は以前、スマートホームハブが「アップルにとって2025年で最も重要なリリースになる」と述べており、同社がスマートホーム分野でより大きな役割を果たすための第一歩になるとみています。今後の動向から目が離せません。