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2025/6/15 19:00

Spotlightの検索項目を制限する【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Spotlightの検索項目を制限する」です。

 

macOSに標準搭載されている「Spotlight」は、キーワードを入力するだけで、ファイルや連絡先、メールアプリなどから該当する項目を瞬時に見つけ出せる便利な検索機能です。でもひとつ注意したいのが、仕事とプライベートで同じMacを使っている場合、検索結果に見られたくない写真やファイルなどが表示されてしまうこと。そんなときにおすすめなのが、Spotlight検索の対象を制限する設定です。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Appleメニューから「システム設定」を開き、左側のメニューから「Spotlight」を選択します。

 

「検索結果」のカテゴリリストから、検索結果に表示させたくない項目、たとえば「ムービー」「メールとメッセージ」「画像」などのチェックを外します。これで、それらの情報はSpotlightの検索結果に表示されなくなります。

 

さらに、画面右下にある「検索のプライバシー」をクリックすると、Spotlight検索から特定のフォルダを完全に除外することができます。「+」ボタンをクリックして、検索してもらいたくないフォルダを選びます。たとえば、プライベート用のファイルを集めたフォルダを追加しておけば、その中のファイルは検索結果に一切表示されなくなります。

 

これらの設定をしておけば、ほかの人とMacの画面を共有する場面でも、プライベートな情報がうっかり表示される心配がありません。ぜひ活用してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
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