Googleは次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズに新機能「Magic Cue」を導入すると海外で詳しく報じられています。

未発表デバイスのリークで知られるTelegramアカウントのMystic Leaksは、新たなスクリーンショットを公開。そこでは、「Magic CueはAIを活用し、現在使っているアプリに応じて役立つ情報や時短アクションを自動で提案する機能」と説明しています。
例えば、チャット中に友人からフライト番号を尋ねられた場合、Magic CueはGmailの中から該当情報を自動で探し出し、検索の手間を省いてくれます。
このMagic Cueは、2025年初めに「Pixel Sense」という名称でリークされていました。当時は「ユーザーの行動を観察し、リクエストを察知(sense)する」という意味合いが込められていたようですが、現在は正式に「Magic Cue」という名称に改められたようです。
本機能がPixel 10でどのように起動するのか、操作インターフェースがどうなるのかはまだ不明。ただし、画面に表示されている内容をMagic Cueが自動で分析し、ユーザーの指示がなくても目的を判断してアクションを提案してくれると考えられています。
公開されたスクリーンショットでは、Magic Cueの主な特徴として以下の2点が強調されています。
- 必要な情報をすぐに表示する(Find info instantly)
- 他のアプリでタスクを完了する際にリンクを提示する(Finish tasks faster)
Magic Cueは、AIやアプリの使用履歴、「最近の画面アクティビティ」、特定のGoogleアプリのデータ、Googleアカウント情報(メールアドレスや電話番号など)を利用します。設定画面では「Magic Cueが使用できるアプリ」をユーザーが選択することが可能。
具体的に選べるアプリは「メインのGoogleアカウントに紐づくGmail、カレンダー、Keep、タスク」などのほか、「端末内の連絡先、メッセージ、スクリーンショット」などが含まれます。Googleは、「Magic Cueが利用するアプリデータと最近の画面アクティビティは、安全な隔離環境で保護されています」と説明しています。
これらの機能が実現すれば、ユーザーは必要な情報をほしいタイミングで素早く受け取ることができ、カレンダーへの予定登録などもワンタップで済むようになるかもしれません。Pixel 10シリーズの正式発表を楽しみに待ちましょう。
Source: Telegram
via: 9to5Google