Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズでは、標準モデルにも望遠レンズが搭載されると予想されています。この望遠レンズにより、従来の広角レンズによるマクロ撮影に加えて、「テレマクロ」機能が利用できるようになる見込みです。

テレマクロとは、望遠レンズ(テレフォト)を使って接写を行う機能であり、物理的に近づきにくい被写体や、一定の距離を保ちたい対象(虫や花など)の撮影に適しています。また、マクロ撮影で起こりやすい「カメラの影が被写体にかかる」「光量が不足しやすい」といった課題を軽減できるメリットもあります。
このテレマクロ機能は、過去にサムスンのGalaxy Z Fold4に搭載されていましたが、その後は廃止されました。しかし最近では、OPPOの「Find N5」に搭載されており、再び注目を集めつつあるようです。
なお、Pixel 10シリーズでは、これまで通り超広角レンズを使ったマクロ撮影も継続して利用できると言われています。望遠レンズは最短撮影距離がやや長いため、被写体との距離に応じて超広角レンズと望遠レンズが自動で切り替わる仕組みになると推測されています。
Pixel 10シリーズは、2025年8月下旬に登場する見込み。具体的には8月20日に「Made by Google」イベントが開催され、同日から予約受付が始まり、8月28日に出荷が開始されるというスケジュールが有力視されています。
すでにカラーバリエーションの情報もリークされており、CM撮影現場も目撃されています。Googleが得意とする先進的なAI技術やカメラ性能の進化が正式発表される日を楽しみに待ちたいところです。
Source: Android Headlines