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2019/9/11 8:56

【新iPhoneカメラまとめ】iPhone 11シリーズのカメラがすごすぎる! 我々はこれを使いこなせるのか……!?

公式サイトに「下手な写真を撮るのが、さらに難しくなりました。」との煽り文句が踊る、iPhone 11。それに違わぬ実力を、このモデルは持っています。この記事では、9月10日に行われた発表会から、そのカメラのすさまじさをレポートしていきます。

iPhone 11は、超広角カメラを新規搭載。撮影の幅が急拡大

iPhone 11には、従来と同様の標準カメラに加え、120度の視野を持つという超広角カメラが採用されました。広い視野を持ちながら、全体にピントを合わせた精彩なショットを可能にしているこのカメラ。広い範囲を、端から端まで歪めることなく撮影することができます。

 

暗い場所で自動起動するナイトモードを搭載し、長時間露光にも対応。動画撮影は4K60fpsのHDR撮影(ハイダイナミックレンジ・明るさの異なる複数の映像を合成し、綺麗な映像に仕上げる技術)が可能となりました。

 

前面のカメラでも、iPhone史上初めて4K60fpsの動画撮影ができるようになり、スローモーション撮影機能も搭載。なお、背面・前面のカメラの画素数は、全て1200万画素となっています。

と、文字で書いても「ふーん」となってしまうと思うので、ここで発表会で流されたデモムービーの1コマを見てみましょう。

砂地を3台の車が走る映像ですが、とても広角に写っているのが分かるでしょうか。こんなムービー撮ってみたいなあ、、、と誰もが思うでしょうが、それだけのポテンシャルを秘めたスマホだということですね。ちなみに、ポートレートモードもさらに進化しており、「ペット」など新たなフィルター機能が追加されています。もう使いこなせないよおおおおおお!

 

iPhone 11 ProはAppleからの挑戦状なのか!?

すでに使いこなせるかが不安になってしまうiPhone 11のカメラですが、この上位機種、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxではさらに刺激的なものとなっています。これは、Appleから我々への「できるもんなら使いこなしてみろ!」という挑戦状なのでしょうか。

 

まずはカメラがさらに増えて3つに。iPhone 11が搭載しているものに加え、新たに望遠カメラが追加されました。これにより2倍の光学ズーム、2倍の光学ズームアウトが可能になり、最大6倍のデジタルズームにも対応。ナイトモードや長時間露光といった、もちろんiPhone 11に新規搭載された機能も搭載しています。

また、機械学習を採用し、赤目補正が進化したり、被写体の顔を認識して明るさを調整する機能など、補助機能もがっつり充実しています。今年秋のアップデートでは、機械学習を使い、9枚の映像を同時に撮影、合成して美麗な写真を作り出すという「Deep Fusion」機能も搭載予定です。

 

以下は、iPhone 11 Proで撮影された写真のギャラリー。いまさらながら、写真の勉強を始めたいと思わされる画像たちです。

【フォトギャラリー(GetNavi web本サイトにてご覧になれます)】

 

ソフトウェアも進化!プロ仕様の撮影アプリ「FilMic」が神がかってる

4K60fpsでの動画撮影ももちろんOKなiPhone 11 Proですが、これに付随する動画撮影・編集のアプリが、その性能をさらに引き出します。

 

3万を超える写真・動画アプリがあるなか、発表会で紹介されたのは、FilMicというアプリ。このアプリでは、iPhone 11 Proの4つのカメラ(前面カメラを含む)で同時に撮影を行うことができちゃいます。特に、背面カメラと前面カメラで同時に撮影できるというのは革新的で、たとえば2人の会話を同時撮影することが可能。編集機能もかなり高機能になっており、インターネットでは「このiPhone 1台でYouTuberができるんじゃないか」と書かれるほどでした。

使いこなすまでは遠い道のりになりそうですが、それでも欲しくなってしまうのがiPhoneの魔力。しかもiPhone 11のシリーズは、カメラだけでも十分な魅力を持っています。

 

【フォトギャラリー(GetNavi web本サイトにてご覧になれます)】

 

【Apple発表会2019 September 詳報記事リスト】

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