先日お伝えしたIngressのイベント「XM アノマリー Aegis Nova」の会場にて、ウィラートラベルが運営するIngress仕様のバス「NL-PRIME」がお披露目になりました。
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世界観にこだわり抜いた特別仕様のバス
「NL-PRIME」は、「Ingressの世界にバスがあればこんな感じかな」というようなデザインを採用し、ゲーム中に登場する未知の新エネルギーXM(エキゾチックマター)の調査機と想定されています。バス内はIngressの世界観に没入してもらうために、あえて窓を塞いで、外界との接触を避けている構造を採用。窓の代わりにタブレットPCが埋めこむなど、徹底した演出がなされています。
椅子の背面にもタブレットPCが埋めこまれており、これを使って“XMを感じれるセンシティブであるかどうかのテスト”などが行われるとのこと。外装も内装もIngress一色になった特別仕様のバスですが、ウィラーグループ代表取締役の村瀬社長は「まだまだバスらしさが残っているので、XM調査機らしさをもっと出していきたい」と語っていました。
座席数は2座席+1座席の3列仕様となっており、ゆったりくつろげる空間になっています。余裕を持った作りにながら、1座席を2か所潰してまで搭載しているプロジェクターも設置され、まさに採算度外視の贅沢な作りになっています。
窓がある部分にもタブレットPCが埋め込まれ、サイバーな雰囲気を演出。外界と断絶することで、Ingressの世界観に没頭できます。将来的には擬似的な車窓風景を流すことも考えているとのこと。
また8月31日まで、NL-PRIMEかNL-PRIMEグッズを身に付けた写真を撮って、twitterやGoogle+に投稿すると、NL-PRIMEのチケットがもらえるキャンペーンを実施中。#NLPRIMEのハッシュタグつけて投稿します。
ウィラートラベルとIngressは今回のNL-PRIMEが初めての連携ではなく、すでに東北イベントのための深夜バスで、Ingress割を行った経緯もあります。こうした取り組みについて、ウィラーグループの村瀬社長は、「利益よりも楽しんでもらうことを念頭においています」と語り、トラベルバス最大手ならではの余裕を感じさせていました。
NL-PRIMEを利用したバスツアーは全部で4コース。東京を約1時間周遊する「水・金・土・祝日プラン」と、成田と東京鍛冶橋を結ぶ「水・金・土・祝日 成田発/成田着プラン」、半日をかけて東京鍛冶橋→横須賀→東京鍛冶橋を巡る「日曜日プラン」、成田プランの日曜版の「日曜日 成田発/成田着」プランがあります。海外へ渡航する予定のある人は、成田プランで移動するのがオススメです。ちなみにバスに搭乗すると、NL-PRIME専用の限定メダルがゲットできるパスコードが入ったカードとステッカーが貰えます。メダルはレアですので、ファンなら迷わずバスを予約しましょう。
物販ブースも盛り上がり
Aegis Novaの会場で賑わっていたのが、物販エリア。公式グッズの販売店やIngressと企業コラボしているローソンや伊藤園など、企業ブースをはじめ、個人やグループでIngressグッズを制作販売している人たちが多く参加していました。
6月に大手フリマアプリ「メルカリ」とIngressが提携し、Ingressグッズの二次制作のルールのようなものが策定されたばかり。個人で製作した商品も販売されていましたが、とても個人製作とは思えないクオリティに仕上がっていました。
個人店ではないですが、近隣のマクドナルドではIngressとコラボで、限定カードがもらえるキャンペーンを展開していました。
Ingressのイベントは多くのボランティアに支えられているところから、プレーヤーと運営が一緒に作り上げていく感じがあり、それが楽しさにつながっているところもあります。ポケモンGOで位置情報ゲームの楽しさに目覚めた人は、ぜひIngressにもチャレンジしてみて下さい。