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2021/4/24 6:00

5Gもコスパ最強!? シャオミの「48円スマホ」を使ってみました!

ソフトバンクから2月26日に発売された5Gスマホが注目を集めています。シャオミ製の「Redmi Note 9T」という端末で、なんと48円で買えるんです。本体の価格は2万1600円(税込・以下同)で、それでも十分過ぎるほど安いのですが、MNPでソフトバンクに乗り換えて「メリハリプラン」に契約すると、一括48円(1円×48円)という超破格の割引価格で買えます。

↑ソフトバンクから発売された5Gスマホ「Redmi Note 9T」。サイズは約162×77×9.1mmで、重さは約200g

 

シャオミは、2月5日に「Redmi 9T」という4GのSIMフリースマホも発売しました。実勢価格は1万7490円と、こちらもかなり安い価格設定になっています。

↑SIMフリーの4Gモデル「Redmi 9T」は量販店やオンラインストアで購入可能。一部のMVNOも取り扱っている。サイズは約162.3×77.3×9.6mmで、重さは約198g

 

この2モデル、ただ安いだけでなく、「コスパがいい!」「結構使える!」と性能面での評判も良いようです。1〜2万円台のスマホで、どこまでできるのか? じっくり使ってみました。

 

激安5Gスマホ「Redmi Note 9T」はカメラの性能も期待以上

まず、条件によっては、たった48円で買える「Redmi Note 9T」ですが、スペックシートを見ると、3万円でも4万円でもおかしくない仕様です。

6.53インチのディスプレイは有機ELではなく液晶ですが、解像度はフルHD+(2340×1080ドット)で視認性は上々。小さな文字もくっきりと表示されます。デュアルスピーカーを搭載しているので、「Netflix」などサブスクの動画サービスとも相性が良さそうです。

↑6.53インチ(2340×1080)の液晶ディスプレイは、パンチホール型のインカメラ(1300万画素)を搭載し、高い画面占有率を実現

 

↑ディスプレイの色を調整できる機能も搭載

 

背面パネルはポリカーボネート製で、指紋が付着しにくい表面処理が施されています。円形で搭載されたトリプルカメラはメイン(4800万画素)+マクロ(200万画素)+深度センサー(200万画素)という構成。AIによるシーン認識に対応し、暗い場所でも鮮明な画質で撮影できます。超広角が撮れないという弱点はありますが、むしろ「この価格でここまで撮れるのか」と驚くこと請け合いです。

↑背面パネルには指紋が着きにくい加工が施されている。おサイフケータイにも対応

 

↑4800万画素をメインとする3眼カメラを搭載

 

↑景色を撮影した作例。ナチュラルな色で写る

 

↑望遠カメラは搭載していないが、デジタルズームは最大10倍。これは2倍で撮影した写真

 

↑屋内で料理を撮影した作例。AI補正によって鮮やかな色になる

 

↑夜景モードで撮影した作例

 

↑ポートレートモードでは、背景ボケを調整可能

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

 

右側面に指紋センサーを搭載し、インカメラによる顔認証にも対応。おサイフケータイも使えます。残念に思うことがあるとしたら、防水・防塵に対応していないことくらいでしょう。

↑右側面の音量キーと、指紋センサーを備えた電源キーを搭載

 

↑左側面のSIMスロットにはmicroSD(最大512GB)も装着可能。おそらくグローバル版はSIMが2枚挿せるのだろうが、日本版は2枚目のSIMスロットがはめ殺しになっている

 

↑底部にUSB Type-Cポートとイヤホンジャックを搭載

 

パフォーマンスはミドルハイ相当

CPUは多くのメーカーが採用する米国・クアルコム製のSnapdragonではなく、台湾・MediaTek製の「Dimensity 800U」を採用しています。最大2.4GHzのオクタコアCPUで、筆者が期待していた以上に性能が良く、実にキビキビと反応してくれます。ちなみに、4GのRedmi 9TにはSnapdragon 662(最大2.0GHz/オクタコア)が搭載されていますが、Redmi Note 9TのほうがRedmi 9Tよりも動作性は良い印象なので、Snapdragon 700番台のミドルハイ相当のパフォーマンスと考えていいでしょう。

↑CPUは最大2.4GHzで、RAMは4GB。内部ストレージは64GB

 

 

↑5000mAhのバッテリーを搭載し、電池持ちも上々。2つの省電力モードも備えている

 

シャオミのスマホは、Androidをベースにした「MIUI」というカスタマイズOSを搭載しています。表示される画面やメニューの項目などが、標準的なAndroidとは異なる場合があります。初めて使う人は戸惑うかもしれませんが、使っているうちに、むしろ標準的なAndroidよりも便利だと感じるかもしれません。例えば、片手操作モードの画面サイズを選択できたり、多彩なショートカットを設定できたり、自分が使いやすいようにカスタマイズできます。

↑片手で操作しやすいように画面表示を縮小することが可能。表示サイズは3つから選べる

 

↑スクリーンショットを撮ったり、カメラアプリを起動したりするショートカットを設定可能

 

Redmi Note 9Tは、使い勝手を犠牲にすることなく、有機ELではなく液晶にしたり、超広角カメラの搭載を見送ったり、CPUをちょっと安いものにしたりと、徹底的にコストダウンを図った端末という印象。2021年3月現在、日本で買える最もコスパに優れた5Gスマホと言って差し支えないでしょう。

↑東京・渋谷のソフトバンク5Gがつながる場所で通信速度を測定してみたところ、下り600Mbpsを超えるスピードを記録した

 

4Gの「Redmi 9T」が勝る部分も……

4GのSIMフリーモデル「Redmi 9T」も6.53インチの液晶ディスプレイを搭載しています。背面パネルのデザインは異なりますが、やはり指紋が付きにくい加工が施されて、さほど安っぽくは見えない仕上がりです。

↑Redmi 9Tも6.53インチ(2340×1080ドット)の液晶ディスプレイを搭載

 

↑背面パネルにはクアッドカメラを搭載し、「Redmi」のロゴが大きく刻まれている

 

Redmi 9TのほうがRedmi Note 9Tよりも安いで、スペックも低いと思われがちですが、Redmi 9Tが勝る部分もあります。まず、カメラですが、メイン(4800万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(200万画素)+深度センサー(200万画素)の4眼で、120°の超広角撮影も楽しめます。

↑Redmi 9Tは超広角撮影が可能。歪みの補正する機能があり、これはオンにして撮影した写真だが、それなりに歪む

 

↑花を撮った作例。後方はナチュラルにボケる

 

↑夜景モードで撮影。明るくなり過ぎず、地面の模様まではっきりと写る

 

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Redmi Note 9Tのバッテリーも大容量(5000mAh)ですが、Redmi 9Tはさらに多い6000mAhのバッテリーを内蔵しています。

2枚のnanoSIMを装着でき、2回線で待ち受けできるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応。さらに、microSDカード(最大512GB)も装着できます。SIMフリースマホは、microSDが2枚目のSIMとの排他利用になる機種が多いので、2枚のSIMとmicroSDを併用できることは大きな利点と言えるでしょう。

↑2枚のnanoSIMと1枚のmicroSDを挿せるトリプルスロットを搭載

 

 

↑3大キャリアだけでなく、楽天モバイルのSIMでも使えることを確認できた

 

Redmi 9Tの弱点を挙げると、当たり前のことですが、5Gは利用できません。防水・防塵、おサイフケータイにも対応していません。ですが、それらを納得できるのであれば、普段使いには必要十分な機能・スペックを備えています。正直、2〜3万円台だったとしても、なお安いと思える出来です。

携帯電話各社がこぞって料金プランを値下げした今年の春。端末購入費も安い抑ええたい人には、シャオミのスマホが有力な選択肢となりそうですよ。

 

 

 

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