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2021/3/24 20:00

アウトドアの楽しさをちょい増し! タフな5Gスマホ「TORQUE 5G」の魅力をおさらい

京セラは3月16日、auから販売する5G対応スマートフォン「TORQUE 5G」の新作発表会を行いました。2014年に「TORQUE G01」を発売して以来、そのタフネスぶりにアウトドアファンから絶大な信頼を得てきたTORQUEシリーズの5G対応モデルとなります。3月26日にau限定で発売、現在予約受付中です。価格は、直販で8万8885円(税込)。

↑今回発表された「TORQUE 5G」。カラーはイエロー、レッド、ブラックの3色

 

【TORQUE 5Gの細部を写真で見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

過酷な環境でも作動する驚異のタフネスぶり

TORQUE 5G最大の特徴は、ボディの耐久性能にあります。米国国防総省の調達基準の21項目に加え、京セラ独自の耐薬品試験などTORQUEシリーズ史上、最多となる28項目の試験をクリアしたスマートフォンです。

 

これまでのTORQUEシリーズでも耐落下性能は優れていましたが、今回はサンドペーパーを敷いた独自の耐久試験をクリアしました。八角形のボディの隅に装着したポリウレタン製のバンパーで落下時の衝撃を緩和し、スマホ本体を守ります。もちろん、防水・防塵にも対応しているので、アウトドアを始め、過酷な環境でも安心して使用できます。

↑TORQUEシリーズの最大の特徴である堅牢性は今回のモデルにも受け継がれました

 

↑隅に取り付けられたバンパーが本体を守ります

 

今回から「泡ハンドソープ洗浄試験」と「耐薬品試験」も実施し、いずれもクリアしています。そのため、スマホの表面が汚れてしまったとき、泡ハンドソープで洗浄することが可能になりました。

 

特に最近は新型コロナウイルス感染予防の観点から、スマホをアルコール消毒する機会が増えましたが、TORQUE 5Gはアルコール除菌シートでのふき取りも可能。清潔を保ち、安心して使用することができます。

↑屋外で落としたときも洗えます

 

もちろん、バイクや自転車にマウントしても問題ない耐振動性や、ゲレンデなど氷点下の環境でも作動する耐低温・凍結性など、これまでのTORQUEシリーズの特徴だったタフネスぶりは今回のモデルにも受け継がれています。

 

さまざまな新機能を備えたマルチカメラを採用

カメラはマルチカメラを新たに採用。メインカメラとサブカメラでの同時撮影が可能になったことにより、それぞれを組み合わせて1枚の写真や動画を撮影することができるようになりました。例えばスノーボードで雪山を滑走する際、流れる風景と自らの顔を同時に撮影できるため、臨場感に溢れる様子を記録することができます。

↑2400万画素のメインカメラ(左)と1600万画素の超広角(右)の2機を装備

 

↑アクティブの最中、前方の風景撮影と自撮りを同時にすることも可能

 

今回のモデルからメインカメラにナイトモードとパノラマモードも追加。ナイトモードでは周囲の明るさを感知し、モード切り替えを促すアイコンを表示。薄暗い場所でも鮮明な写真を撮影することが可能になりました。

↑ナイトモードはキャンプの夜などのシチュエーションで明るく、鮮明な写真や動画を撮影することが可能

 

また、シャッターボタンを押してから、横方向や縦方向に動かせば、最大360°のパノラマ写真を撮影することも。登山などで絶景に出会ったときに役立ちそうな機能です。

 

さらにプッシュムービー機能も新搭載。本体側面のカメラボタンかプッシュムービースイッチを押している間だけ動画の撮影ができるため、ワンプッシュで撮りたいシーンのみ簡単に動画で残すことができるようになりました。この機能を使用すると、断続的に撮影した動画を繋げてストーリー仕立てにすることも可能です。

↑プッシュムービースイッチは本体の右側にあります。ムービーチャンスが訪れたときはすぐに撮影可能

 

アクティブ・フィールドをより楽しめる仕掛けが満載

写真や動画の撮影時に日時、速度、高度、天気など、撮影時の情報をそのまま記録するAction Overlay機能も備えました。バイクや自転車に搭載して速度や現在位置を表示することができるほか、サイクルコンピューター用の外部センサーと連携し、心拍数や勾配などを記録することも可能になっています。

↑自転車に搭載すれば、スピードメーターや心拍計として使用できます

 

↑後輪軸に取り付けられた速度を感知する外部センサー(別売)

 

↑ペダルを漕ぐ力を感知するセンサー(別売)

 

↑心拍数などを測定するウオッチ型のセンサー(別売)

 

フィッシングにおける計測機能という便利な機能も。釣った魚をカメラにかざすと、自動的に判別した魚の名前とともにサイズを計測し、記録してくれます。

↑カメラを釣った魚に向けると、魚種やサイズを検知し、表示します

 

バッテリー容量は従来モデルの2940mAhから4000mAhへ大幅にアップしたため、耐久時間も向上。今回から電池パック単体で充電できる別売のバッテリー充電器もラインナップしたため、複数のバッテリーを所有することもできます。

 

屋外での使用でバッテリーが切れそうになっても、予備を持っていれば安心できるでしょう。

↑バッテリーの充電器(別売)。バッテリーが取り外せるため、複数を使い分けることも可能

 

ディスプレイは太陽光を受けても見やすい高輝度フルHD液晶を採用しているため、アウトドアでの活動時でも見やすくなっています。また、ディスプレイのサイズも前モデルの5インチよりひと回り拡大され、5.5インチになりました。屋外でもリアリティあふれる動画などを楽しむことができます。

 

さらに濡れた手やグローブを着用した状態でもタッチ操作が可能に。マリンスポーツやウインタースポーツのときも、手を拭いたりグローブを外すことなく、スマホを操作することができます。

↑スマホのディスプレイや手が水で濡れた状態でも操作することが可能です

 

↑グローブをしたままでもタップやスクロールができるようになっています

 

TORQUE 5Gは別売のアクセサリーも豊富にラインナップ。カメラネジに対応した市販のスティックや自転車用マウントに取り付け可能な「三脚ネジ対応マルチホルダー」やズボンやリュックに取り付けられる専用の「ハードホルダー」、水に落としても浮かび上がる「フローティングストラップ」など、屋外で使用する際に便利なアイテムが揃っています。

↑「三脚ネジ対応マルチホルダー」で三脚に立てた様子

 

↑ズボンやリュックに装着可能な「ハードホルダー」

 

↑「フローティングストラップ」を装着すると、海や川に落としても沈みません

 

アウトドアメーカーとのコラボモデルも登場

この日は、コールマンジャパンとのコラボレーションモデル「TORQUE 5G Coleman LIMITED」も発表されました。TORQUE 5Gのタフネスさはそのままに、コールマンのシンボルカラーであるレッドをベースにしたオリジナルのカモフラージュ柄をデザインに採用しています。4月下旬以降に期間限定で発売予定、価格は未定。

↑カムフラージュ柄が印象的なコラボモデル

 

端末を起動すると、コールマンの象徴であるランタンが点灯するようなイメージの起動アニメーションが展開されます。

↑起動直後はランタンのアニメーションを展開

 

TORQUE 5GとTORQUE 5G Coleman LIMITEDは屋外使用する際に便利な機能が満載で、アクティブなフィールドでこそ真価を発揮するタフなスマホです。これを携えて屋外に出かければ、スポーツやアウトドアが何倍も楽しくなるでしょう。