デジタル
デジタル周辺機器
2022/5/19 17:10

高級感は十分あり!「Huawei Watch GT 3 Pro」が世界で発売へ

中国Huawei(ファーウェイ)は、新型スマートウォッチ「Huawei Watch GT 3 Pro」をグローバル向けに発表しました。

↑Huawei Watch GT 3 Proのレザーベルト版(画像提供/ファーウェイ)

 

一足先に中国国内向けに発表されていたHuawei Watch GT 3 Proは、本体ケースが46.6mmのチタンモデル(上画像)と、42.9mmのセラミックモデル(下画像)の2種類をラインナップ。それぞれ1.4インチ/1.3インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

 

時計の風防には、傷がつきにくいサファイアガラスを採用。また、IP68の防塵・防水性能と5ATMの耐水性能を兼備。先代モデルの「Huawei Watch GT2/GT2 Pro」では、2週間持つ長時間駆動バッテリーが特徴的でしたが、GT 3 Proのバッテリー駆動時間はチタンモデルが最大14日間、セラミックモデルが最大7日間となっています。

 

↑Huawei Watch GT 3 Proセラミックモデル(画像提供/ファーウェイ)

 

ヘルスケア機能には、光学式の心拍センサーや心電図、SpO2(血中酸素濃度)センサー、加速度計、ジャイロスコープを導入。ほかにもGPSや気圧計、温度センサー、地磁気センサーが搭載されています。OSには独自OSの「HarmonyOS 2」が採用されていますが、その背景にはアメリカによる対中制裁処置により、米Googleの「Wear OS」が利用できないということがあるでしょう。

 

Huawei Watch GT 3 Proを試用した海外テックサイトのThe Vergeによると、本体はスムーズに動作するとのこと。その反面、サードパーティーアプリのエコシステムが存在しないことから、手詰まり感は否めないとも述べています。

 

Huawei Watch GT 3 Proのセラミックモデルは430ポンド(約6万8000円※)で6月8日に発売予定である一方、チタンバージョンは300ポンド(約4万7500円)で5月30日に販売開始とのこと。スマートウォッチ自体の出来は良く、Huaweiユーザーの間で人気が出るかもしれません。

※1ポンド=約158円で換算(2022年5月19日現在)

 

Source:  The Verge, Engadget