グーグルのオンラインストレージサービス「ドライブ」のデスクトップアプリでファイルが勝手に消えていたことが、海外で多数のユーザーから報告されています。
グーグルドライブヘルプなどに寄せられた報告によれば、数か月あるいは数年分のファイルが突然消えていることにユーザーが気づいたとのこと。このケースではアカウントからデータが削除され、データが作成される前の状態に戻ってしまいます。また、スプレッドシートのデータが数か月、あるいは数年分消えていたという報告もあります。
グーグルはフォーラムへの投稿でこの問題を公式に認めました。デスクトップアプリ「Drive for desktop」が原因だとしており、同社は現在調査を進めています。同時に、Drive for desktopの「アカウントの切断」をクリックしないこと、またアプリのデータフォルダを削除や移動しないでくださいとユーザーにアドバイスしています。
グーグルはストレージに余裕があれば、Google Driveのデータフォルダ「%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\DriveFS(Windows)」「~/Library/Application Support/Google/DriveFS(macOS)」のコピーを作成してほしいと案内。重要なデータが紛失してしまうかもしれないだけに、早めに解決されてほしいものです。
Source: Google Drive Help via 9to5Google