画面下に顔認証機能の「Face ID」を内蔵したiPhoneが2026年以降に登場する、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。
現行モデルのiPhoneでは、フロントディスプレイの上部にFace IDと前面カメラを「Dynamic Island」として配置。しかし、Androidスマートフォンに目を移すと、ZTEの「Axon 40 Ultra」のように、フロントディスプレイの下部にカメラを内蔵したフルスクリーンデザインがあります。
The Elecによれば、LG Innotekがフロントカメラを画面下に埋め込む「アンダーパネルカメラ(UPC)」の開発を始めたとのこと。この技術を利用して、Face IDを画面下に埋め込んだiPhoneが、2026年以降に登場する可能性があると述べています。
さらに将来的には、UPCの技術によってiPhoneのフロントカメラも画面下に内蔵されるそう。これが本当であれば、iPhoneのDynamic IslandはFace IDが画面下に内蔵されることで「パンチホール」となり、その後にパンチホールもなくなる全画面デザインに移行することになります。
iPhoneのDynamic Islandはディスプレイで、それなりに大きな面積を占めているのも事実。将来的にこれが小さくなっていき、しまいには外側から見えなくなれば、iPhoneの外観はもっとすっきりしそうです。