9月から秋の全国ツアー「Neverending Shine Show」を開催しているモーニング娘。’23。2022年には結成25周年を迎えたモー娘。に、今年5月、17期新メンバーとして井上春華さんと弓桁朱琴さんが加わりました。オーディションから初めての全国ツアーまで、目まぐるしく変わった環境の変化とともに、加入から半年が過ぎた今だからこそ話せる2人だけの貴重なトークをお届けします!
【井上春華さん&弓桁朱琴さん撮り下ろし写真】
初めての秋ツアーと17期の絆を深めた「ゼリー事件」
──現在、秋ツアー「Neverending Shine Show」の真っただ中。初のコンサートツアーを含めてどのような毎日を過ごされていますか?
弓桁 週末はツアー、平日は撮影やリリースイベントがあります。25日に発売したシングルの「個別お話会」や「お見送り会」のようなCDを購入していただいた皆さん向けのイベントにも出させていただいています。ファンの皆さんの前に出る機会が増えて本当にうれしいです。
井上 私もコンサートでファンの皆さんの熱気に後押しされています。リハーサルまでは「ちゃんとできているのかな?」と緊張して固くなりがちなのですが、本番のステージではファンの皆さんの熱のこもった声援のおかげで、私のテンションが上がって楽しい気持ちになります。
弓桁 そうそう。まず学校だと私に直接好意を伝えてくることなんてないじゃないですか? それが、コンサートではファンの皆さんが振ってくれるペンライトの色を見て「この人は私のこと推してくれているんだ」と一目でわかります。正直、人に好意を持たれた経験がないので少しテレてしまいます。なんか新鮮な感覚ですね(笑)。ツアーでは行ったことのなかった土地に行けたのも楽しかったです。大阪で食べたたこ焼きや仙台で初めて食べた牛タンの味は忘れられません。
井上 悔しかったのは仙台で「ずんだシェイク」を飲めなかったこと。時間がなくて、代わりにずんだシェイク味のグミを買って食べました。小田さくらさんと北川梨央さんにも食べてもらったんですが、「本物はもっとおいしいよ」と言われて(笑)。残念ながら、すでに帰りの新幹線だったので時すでに遅しで……。
弓桁 私は小田さんが飲んでいるのを一口もらいました。甘い抹茶みたいな味でおいしかったです。
──忙しい中でもちゃんとツアーを満喫されていますね。ちなみにコンサートでファンがステージに送る「コール」でお気に入りはありますか?
井上 「はるさん」と一斉に名前を呼ばれるのはうれしいですね。あと、私は曲のイントロ部分でファンの皆さんが「オイ! オイ!」と盛り上げてくれるかけ声が大好きです。この煽られている雰囲気で気持ちが高ぶります。
弓桁 めちゃくちゃわかる! 私は「ゲッター」と呼んでいただいていてすごくうれしいです。学校の運動会をやっている気分になります。小学校6年生の時に運動会の応援団長をやっていて、その頃の“お祭り感”を思い出してしまいます。この時は声を枯らして応援していました。
──今年の5月23日「モーニング娘。25周年記念オーディション」でグループに加入しました。オーディションを受けたきっかけを聞かせてください。
井上 もともとアイドルという存在が好きで、「ハロー!プロジェクト」を含むいろいろなアイドルグループの楽曲を聴いていました。どちらかというと、アイドルにかかわる仕事に就きたい願望の方が先にありました。マネージャーさんたちのような裏方さんの方を将来像としてイメージしていました。でも、十代の年齢で挑戦できるのは表に出る方だけじゃないですか。だから、今のうちにチャレンジしてみようと思いました。あと、なによりも私は歌うことが大好きなんです。「ハロー!プロジェクト」のグループは歌に力を入れているイメージがあります。そこで私も歌えたら素敵だなと思って応募しました。
弓桁 私は年長の頃からミュージカルをやっていて、小学校3年生まで本格的なスクールにも通っていました。4年生ごろから年に1回ぐらいのペースで地元・静岡のミュージカルにも出させていただいていたんですが、新型コロナウイルスの自粛期間に入ったときに世の中の芸能イベントも中止になってしまって、「芸能を仕事にしたら食べていけないのかな?」と半ば芸能の仕事を諦めていた時期がありました。だけど、中学生になったぐらいに「やっぱり目立つのが好きだな」と思い始めていた矢先にオーディションの情報が耳に入りました。お母さんの後押しもあって応募を決めました。
──「ハロー!プロジェクト」を知ったきっかけは?
弓桁 小学校低学年の頃から自然に知っていました。私のお母さんもモーニング娘。のファンで、コンサートに行くほどではありませんが、グループが出演するテレビ番組を録画して一緒に見ていました。ちなみに好きな曲は「浪漫~MY DEAR BOY~」です。OGの藤本美貴さんに憧れていて、藤本さんが在籍していた時期のモーニング娘。の曲を聴いている中で出会いました。昨年のROCK IN JAPAN 2022でも最初の曲で流れていて、改めて「この曲好きだな」と再認識できました。それこそ、ミュージックビデオの雰囲気も好きで、紫色の衣装も運動会の応援団みたいで、とにかく全部大好きです。
井上 「ハロー!プロジェクト」が気になりだしたのは、スマイレージ(現アンジュルム)さんの「夢見る 15歳」がキッカケです。初めてミュージックビデオを見た時に「なんでこんなにキラキラしているんだろう?」と衝撃を受けたのを昨日のように覚えています。スマイレージさんの曲を一番聴いていたかもしれません。
──晴れて合格したオーディションでは厳しいレッスンも課せられました。
井上 正直、レッスンまでたどり着けるとは思っていませんでした。その喜びもあっただけにあまりしんどいとは思いませんでした。ただ、歌とダンスの経験がなかったので、受かる自信はほとんどなくて。もうダメでもともとな気持ちでしたね。ダンスの振りを覚える前にカラダの使い方を練習する「アイソレーション」というがあるんですが、「どうしてこんな動きができるんだろう?」と不思議な気持ちでしたね。
弓桁 もともと、ミュージカルのオーディションでも役を頂けた喜びと同時に落ちてしまって泣いている子たちの姿を見てきたので、他の応募者の方の気持ちも考えて、責任をもってやらなきゃいけないと考えていました。3次審査を通過したあたりで自信も付いてきて「私は受かるんだ!」という気持ちが湧いてきたんですが、反対に自信喪失していた時間もたくさんありました。とにかく、合宿中は泣いてばかりで……。YouTubeに上がっているレッスン中の動画では泣いていないんですけど、レッスンが終わった後にトイレの中で泣いたり、宿舎に帰った後にまた1人で泣いたり……と当時を思い返すと涙ばかり流していましたね。「アイドルになりたい」という純粋な思いで受けに来たのに「(この辛い時間は)いつかは終わる」と心の中で言い聞かせている部分もあって……。そんな自分が悔しかったです。
──2人で励まし合う場面もありましたか?
弓桁 それは1回もありませんでした(笑)。
井上 泣いていたことも知りませんでした。
弓桁 私はライバル意識が高かったと思います。
井上 私はライバルとは考えていませんでした(笑)。というのも、そこを気にしちゃうと終わりだと思っていました。本当にネガティブな性格なんです。そもそも、今回の合格までにいくつかのオーディションに落ちていて……正確な数はわかりませんが、たぶん10回以上落ちているはず。だから、ついついネガティブになってしまって……。
──そんな2人の距離を縮めたハプニングがあるんですよね?
弓桁 「ゼリー事件」ですね(笑)。合宿審査の最初の日にボーカル指導の菅井秀憲先生を待っていたときの話です。ちょうど吸うタイプのゼリー飲料を持っていたんですけど、一緒に待っていた井上とはまだ仲が良くなく、あの菅井先生との時間を前に、とにかく焦りまくってしまっていて。なぜか蓋が空いたままの状態で机の上にポーンって置いちゃったんです。そしたら、中身が全部出てきてしまって。アクシデントであたふたしていた状況を井上が助けてくれたんです。ティッシュを持ってきて拭いてくれて。
井上 ティッシュを持っていった記憶がない(笑)。
弓桁 持ってきてくれたよ!
井上 全く覚えてないです。プレッシャーもあって忘れてしまったのかも……。
弓桁 そのときに2人でゼリーを拭きながら、お互いに笑ったりして距離が縮まりました。
──仲良しになれてよかったですね。では、グループに加入して感じたギャップを教えてください。
井上 ギャップというよりは“不安”なんですけど、「ハロー!プロジェクト」の中で一番曲数の多いグループなのでちゃんと全部マスターできるか心配です。今も秋ツアーでやっている曲しか覚えていなくて、まだ20~30曲くらいですしね。入る前から不安でしたが今も“不安”の真っただ中にいます。
弓桁 私はリハーサル期間の短さに驚きました。参加させていただいていた地元のミュージカルだと1本の作品の通し稽古で1か月半ぐらいの時間をかけていました。ところが、モーニング娘。はツアーの1曲目から30曲目までを完成させる工程をたったの1週間でやってしまうので……。今までのペースでやっちゃって痛い目に遭いました。9月に国立代々木競技場第一体育館で開催されたHello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERTと秋ツアーの両方で「What is LOVE?」を披露させていただいたんですが、同じ曲なのにそれぞれのコンサートで立ち位置が違っていて。このころは代々木の後に秋ツアーのリハーサルがあって頭がパンクしそうで、同じ曲なら練習しなくても大丈夫だろうと思っていざ秋ツアーの本番を迎えたら代々木の動きを取ってしまってメンバーとぶつかってしまいました。本当に反省です。
井上 私はじっくり自分が納得できるまで練習しないとダメなタイプ。なのにそれができないぐらいタイトなスケジュールでした。リハでは本当に踊れませんでしたね。
弓桁 もちろん、ダンスだけじゃなくて歌の練習もしなきゃいけないし、代々木の時は他のグループの先輩たちにもご挨拶をししたりバタバタでしたね。
初めてのシングルCDと卒業を控えるリーダーへの思い
──そんなお2人は8月3日と4日のファンクラブイベントで初歌唱を披露しました。それぞれが歌った曲の選曲理由を教えてください。
井上 私はOGの光井愛佳さんのソロ曲「私の魅力に 気付かない鈍感な人」を選ばせていただきました。ちょうど、私たちが加入した時期にファンの方たちの声出しも解禁されました。そんなファンの人たちの声が聞きたいと思い選曲させていただきました。
──歌の経験がないのに「しゃくり」が巧みでした。
井上 これはつい癖でやってしまうんです。全く意識していなくて。ボイトレの先生には「この癖はやめた方がいいよ」と注意されることもあります。曲によってはウィークポイントになりますからね。この癖をうまい具合に使いこなしたいです。
弓桁 私もファンの方に声を褒めていただくこともあるんですが、ボイトレの先生は「ドスが効きすぎている」と注意されます。今は喉の奥で発声している状態なんですが、それを鼻あたりから発生するように矯正しています。割りばしや鉛筆を咥えながら練習するんです。そして、私がFCイベントで選ばせていただいたのは、インディーズデビュー・シングルの「愛の種」でした。発売当時のOGの方たちも新人時代に歌われていた曲で、同じく新人として初めてファンの皆さんの前で歌う曲としてピッタリだと選曲しました。今の自分にしか出せない初々しさを見てもらいたくて! かなり真面目な理由で選ばせていただきました!
──8月23日に東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でアルバム「モーニング娘。ベストセレクション~The 25周年~」で“噴水広場デビュー”を果たしました。
弓桁 楽しい時間でした! 最前列で踊る場面もありましたが、私は「前に出たもん勝ち」という思考で育ってきたのでめちゃくちゃドヤ顔をしていたと思います。私は上手にいたと思うんですが、ファンの皆さんの目をバッチリ見ながら踊っていました。
井上 緊張していました。それは、最前列にいようが端っこでも真ん中でも関係なかったと思います。初めてのサンシャインは普段のステージとの違いに驚きました。後ろを見ても上を見ても人がいるし(笑)。
──アルバム収録曲「なんざんしょ そうざんしょ」では初めての歌割もありました。
井上 まさか歌い出しとは思いませんでした。先に歌詞カードで歌割を確認していたんですけど、実際に流れていた曲を耳にしても自分の声だと気づけないぐらいで(笑)。
弓桁 本当にいつも間にか流れていた感覚でしたね。2人して1番と2番の最初を任せてもらえたんですが、新メンバーだからなんじゃないかな? すでに「新メンバーじゃなくなったら……」という不安が頭をよぎることがあります。今は前列に行かせてもらえますし、CDのジャケット写真でも真ん中の方に配置させてもらえますけど……、とにかく新メンバーじゃなくなっても前列にいけるように頑張らなきゃと思います。
──ニューシングルの中で「Wake-up Call~目覚めるとき~」では2人で歌い出しでしたね。
弓桁 そうなんです! 同期で存在感を出せていけたら最高です。私はラップパートも担当しました。石田亜佑美さん、野中美希さん、北川莉央さんの中に私も入っていますが苦労しましたね‥‥。それこそ、リズムが崩れると悪目立ちしてしまいますし、絶対に噛めないし、息継ぎのタイミングも難しいですし。レコーディングの段階でもラップの音程はわからなかったので、ノリと勢いでやった思い出です。もともと「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle」というアニメが好きで、タイトルにあるようにこの作品を通してラップは身近なものでした。今回はこの作品で流れる曲と石田さんのラップを聴いて勉強しました。
井上 私も先輩と一緒に歌うパートがいくつかありましたけど、自分のダンスを覚えるのに精いっぱいで‥‥。「先輩と一緒だから」と考える暇もありませんでしたね。
──今回のシングルはリーダー・譜久村 聖さんのラスト参加シングルでもあります。
井上 本当に寂しいです。仕事の合間に話したりするちょっとした時間が大切なものになっています。
弓桁 私たちは譜久村さんの卒業発表の後に加入しています。その発表を聞いたときには、「え! 卒業しちゃうの!?」という気持ちでした。ただ、私たち2人とも今の仕事に食らいつくことに精いっぱいであまり感傷に浸る時間がありません。卒業公演も迫っていますし。まずはステージで迷惑をかけないように頑張らなきゃです!
17期のユニークな特技が炸裂!「実は私も……」
──ところで、弓桁さんは「ラジオ体操」の「腕を上下に伸ばす運動」が得意なんですよね?
弓桁 プッ(吹き出す)。そうなんです、今でも舞台裏で緊張をほぐすためにやっています。6月の武道館公演でお披露目のときにリラックスするためにやったら思いのほか効果があったので。小学校3年生からバレエを習っていた影響で周りから「ラジオ体操のキレがいいね」と言われていました。体も柔らかくて関節も曲げられますよ! ほら!(腕をねじってみせる)
井上 すごい! こんなの初めて見ました!! でも、実は私もバレエを習っていたんです。
弓桁 そうそう。歴は井上の方が長いかも。
井上 あまり言わないようにしていたんですけど、Y字バランスができるぐらいには体は柔らかいんですよ。
弓桁 私もY字バランスはできますけど、私より井上の方が柔らかいんですよ。
井上 ただ、本当にダンスが苦手で……。あと、弓桁が特技として最初に言っていたので被らないように言わないでおこうと思って。そもそも、バレエも得意じゃありませんし。
弓桁 言った方がいいのに。
井上 自信がないの……。
弓桁 確かに通うバレエ教室によって変わるものなんです。私のところは基礎に1時間半ぐらいかけるところでした。井上はどんな教室に通っていたの?
井上 ウチのは「バレエを楽しむ」をコンセプトにした教室だったかな。長く続けることができて、体は柔らかくなったんですけど、センスがなかったのかあまり技術は身に付かなくて……、特に回るのが苦手ですぐに目が回ってフラフラしていました。
弓桁 それはめちゃくちゃわかる。私もターンが苦手で止まれないタイプでした。だけど、せっかくだから2人でバレエの動きを活かした振付を披露したいですね。
──井上さんはチョコミントが大好きの「チョコミン党」なんですよね?
井上 はい。もともと、甘ったるい食べ物が得意じゃなくて、さわやかなミントとチョコの組み合わせがすごくマッチしていると思うんです。アイスが一番おいしいんですけど、お菓子もチョコミントのフレーバーをついついお店で探してしまいます。Tシャツとか化粧品もあるんですよ。
弓桁 好きすぎるよね。私も最初は「マジか!」と思いました(笑)。
井上 でも、一時期食べていたよね?
弓桁 そうそう。オーディション中に井上に勧められて食べてハマった時期があったんです。ただ、今は苦手になっちゃって……。あまりにもミントの配分の多いチョコミント味のアイスを食べてしまったのがトラウマで……。
井上 北海道で食べたチョコの部分が少なかったやつでしょ?
弓桁 うん。それで今は苦手になっちゃいました(笑)。あと、井上は飴もコレクションしているよね?
井上 スーパーで売っているやつじゃなくて、いわゆる飴屋さんで売られているのを買っちゃいます。例えば「千歳飴」とか。彩りがきれいで飾ったりするんですが、結局食べちゃいます(笑)。
弓桁 たまに仕事の合間にも分けてくれますね。私も梅味が大好きです。梅のお菓子と交換してます。
17期の知られざる「ジェラシー」トーク「本当は最年少だし甘えたい」
──2人はお互いにうらやましいと思う一面はありますか?
弓桁 あります! 井上はめちゃくちゃ甘え上手なんですよ。
井上 え~!
弓桁 グイグイ先輩に甘えに行けるのがうらやましい。例えば、北川さんが井上の顔の前に手の平を出して、そのまま井上が顎をのせにいくみたいな光景がよく見られます。私にはできない行動です。もし、同じことをしても誰も喜んでくれないんじゃないかと考えてしまって……。
井上 そんなことないよ。
弓桁 井上が甘えキャラを確立しつつあるので、私には求められていないと思ってしまいます。「先輩が嫌がったらどうしよう」という思いばかりが先行してしまって。本当は最年少だし思いっきり甘えたいんですけど、なかなか行動に移すことができません。
井上 でも、私も甘えるタイプじゃないんですよ。家には妹もいましたし。その環境がグループに加入して変化したのが影響しているのかな? 上京した寂しさから甘えてしまうのかもしれません。とにかく、誰かとコミュニケーションを取らないとネガティブなことばかり考えてしまいますから。それを防ぐために先輩に甘えてしまいます。反対に、弓桁の大人っぽい見た目なのに子供っぽい内面のギャップがうらやましい。私の憧れの先輩はOGの工藤 遥さんなんです。あのボーイッシュなキャラクターなのにかわいらしい一面のあるギャップに惹かれます。卒業コンサートでも、アンコールで「もしも・・・」を歌われていましたよね。弓桁も身長も高いし、服装も大人っぽいのにいい意味で子どもっぽいんです。わかりやすくいうと明るい子(笑)。
弓桁 多分そのキャラクターを出せているのは井上の前だけなんです。先輩からはおとなしいと思われている節があるんですが、逆に学校ではどんどん人に話しかけて友達を作るタイプなんですよ。グループに加入しておとなしくなっていますね。
井上 これからどんどん正体を現すのかも(笑)。そういえば、弓桁は教育係の羽賀朱音さんに怒られる夢を見たんだよね?
弓桁 うん(笑)。でも、なんで羽賀さんが出てきたのかわかりません。その日にマネージャーさんに怒られたことをそのまま羽賀さんが再現していました。でも、普段の羽賀さんはめちゃくちゃ優しいんですよ!
井上 そうそう。私の大好きなチョコミントのスイーツを買ってきてくれて一緒に食べたこともありました。
弓桁 本当に友達みたいなんですよ。例えば、「さっきのあれこうだったよね」とか、たまたま階段でスレ違った時とかにフランクに話しかけてけてくださって。まるで譜久村さんに話しかけるのと同じテンションなんです。私たちと羽賀さんは知り合って半年弱じゃないですか。それなのに、何年も一緒に活動している仲間のように接してくれてうれしいなって。ちなみに井上はメンバーの夢を見るの?
井上 全然見ない(笑)。1回も夢にメンバーが出てきたことがないんですよ。出てきているのかもしれないけど、夢を全く覚えていなくて……。
弓桁 え、そうなの!? 私なんて毎日のように“悪夢”を見るのに。この前も場位置を全く覚えずにステージに立つ夢を見ました。
井上 もしかしたら、私に負けじとネガティブなのかもね(笑)。
<ニューシングル>
モーニング娘。’23 73rdシングル
『すっごいFEVER!/Wake-up Call~目覚めるとき~/Neverending Shine』
好評発売中
<ツアースケジュール>
モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」
11/18(土)宝山ホール(鹿児島)
開場/13:00 開演/ 13:45
11/18(土)宝山ホール(鹿児島)
開場/16:45 開演/17:30
11/19(日)福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡)
開場/12:30 開演/13:30
11/19(日)福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡)
開場/16:30 開演/17:30
11/25(土)札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道)
開場/13:00 開演/14:00
11/25(土)札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道)
開場/16:45 開演/17:45
モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」SPECIAL
11/28(火)横浜アリーナ (神奈川)
開場/17:00 開演/18:00
ゲスト/安倍なつみ、保田圭、矢口真里、石川梨華、辻希美、高橋愛、道重さゆみ、田中れいな、佐藤優樹、森戸知沙希
モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show 〜聖域〜」譜久村聖 卒業スペシャル
11/29(水) 横浜アリーナ(神奈川)
開場/17:00 開演/18:00
詳しくはモーニング娘。’23公式HPで確認ください。
構成・撮影/丸山剛史 取材・文/多嶋正大