東京オリ/パライヤーの2020年は、スニーカーの原点とも言えるランニングに回帰!
2020年のスニーカーシーンに向け、スニーカーブランド各社が特に力を入れていると、筆者が個人的に感じているのが、ズバリ“厚底ランニングシューズ”! 2019年に行われた、TOKYO2020のマラソン日本代表の選考レース「MGC」では、代表権を獲得した男女4人のうち、3人が「ナイキズームXヴェイパーフライネクスト%」を着用。
そして、それを見た多くの人が感じました「今の本格派ランニングシューズは厚底なんだ」と! 本気系の厚底パフォーマンスモデルは歩きやすいこともあり、本格ランナーだけでなく、ファッションアイテムとしても人気を獲得して行くことは確実です。
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そして、他にも厚底シューズで注目すべきなブランドが「HOKA ONEONE(ホカ オネオネ)」。2020年はランニングシューズを多数リリースしながら、ゴアテックスをアッパーに搭載したトレイルランニングシューズも発売予定となっていて、オンロード×オフロードのハイブリッドモデルに火が付く可能性も高いと予想されます。
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名作復刻の動きも活発化!
そして、ランニングシューズの注目度の上昇はパフォーマンスモデルだけにとどまりません。2019年秋冬から各ブランドから過去の名モデルの復刻ラッシュが起こっていて、スポーツミックススタイルではもはや定番となっているモデルも多数誕生しています。
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名作復刻の動きはナイキやニューバランスと言った海外ブランドだけじゃなく、「オニツカタイガー」や「パンサー」といった老舗のドメスティックブランドからも登場していて、2020年に人気の拍車がかかると思われます。
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特に注目したいのが「パンサー」。こちらは東京オリンピックと同じくして1964年に誕生した日本のスポーツシューズブランドです。そんなパンサーが1979年~80年代にかけて発売されていたモデルのアップデート版「Panther JOGGING(パンサー ジョギング)」も登場したりと、56年ぶりに東京で開催されるオリンピック効果で、より一層注目が高まって行くことが予想されます。
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そして名作の復刻モデルの特徴として、リーズナブルな価格も魅力のひとつでしょう。もちろんオリンピック初の競技として話題のスケートボード、八村塁選手やアメリカドリームチームといった目玉が豊富なバスケットボールなど、スケートボードシューズ&バスケットボールシューズも盛上がることは間違いないかと! 2020年のスニーカーシーンでは、ランニングシューズのパフォーマンスカテゴリー&名作復刻モデルがますます多く登場。「東京オリンピック・パラリンピック2020」の盛り上がりと共に熱い注目を浴びることは必至ですね!
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