現在、RAM(メモリ)やストレージのコストが高騰しており、スマートフォンメーカーは厳しい状況に直面しています。そのようななか、2026年に発売されるスマホの平均的なストレージ容量は約5%増加するとの予想が報じられています。

これは調査会社・TrendForceがレポートで発表した見通しです。2つの要因が挙げられています。
- NAND型フラッシュメモリのメーカーが製造プロセスを高度化させる過程で低容量モデルを廃止しつつある
- 主要ブランドのフラッグシップ機においてAI関連の需要が増加している
TrendForceによれば、アップルやHUAWEIといったハイエンドブランドは、ローカルAI機能を拡張するためにデバイスのストレージ容量を増やしているとのことです。
これらのローカルAIモデルは、処理のために40〜60GBものストレージ領域を必要とします。実際、アップルのiPhone 17標準モデルは最低容量が従来の128GBから256GBへと引き上げられ、HUAWEIはMate 80シリーズにおいて512GBモデルを戦略的な価格に設定しています。また、Samsungもフラッグシップ機で長年128GBを最小構成としてきましたが、最新のGalaxy S26シリーズでは256GBに増量されたことが確認されています。
さらに、低価格帯のスマホを手がける一部のメーカーも、利益率の低い低容量モデルの出荷を中止または削減しており、その代わりに128GBや256GBの構成に注力しているとのことです。
総じて、ストレージが少ない低価格モデルの選択肢が減り、代わりに大容量で高価なハイエンドモデルの比率が高まっていく可能性が高いと推測されます。それほど大きな容量を必要とせず、安価なスマホを購入したいのであれば、2025年に発売されたモデルの在庫を狙うのが賢明かもしれません。
Source: TrendForce
Via: Android Authority