ヘルスケア
2018/6/15 19:00

IQOSを吸っても周囲の人の健康被害がないってホント?

IQOS使用者としての感想

今回のPMIの発表を鵜呑みにするわけではありませんが、IQOSは紙巻きタバコに比べて、健康被害が少ないと体感する出来事がありました。筆者は以前は紙巻きタバコを喫煙していましたが、現在はIQOSを愛用しています。紙巻きタバコを吸っていた頃は、咳や痰が出ていましたが、明らかにタバコを吸っていることに起因していました。ところが、IQOSにかえたとたん、それらの症状がピタリと止んだのは事実です。

↑喫煙者にとっても紙巻きタバコに比べて明らかに嫌悪感が少ないIQOS

 

かといって、IQOSもタバコ成分を含有する紛れもないタバコ製品です。IQOSを吸っている人は吸ってない人に比べて、有害物質の数値は当然あがるとPMIも明言しています。

 

加熱式タバコを販売している企業がいくら「周囲の人に健康被害がない」と言ったところで説得力に欠けるという意見もあります。しかし、PMIでは莫大な費用をかけてデータをとり、研究結果として公表しています。それを覆すには、同等のデータや研究結果を提示する必要があると筆者は感じます。闇雲に「そんなの信用できるわけない」と強弁するだけでは反論になっていません。PMIは、もしどこかの研究機関がデータを公表してくれるのであれば、是非、ディスカッションして今後の研究や試験に活かしたいと提案しているそうです。しかし、現在のところ、PMIの提案を受け入れた組織はないそうです。

 

 

有害物質が出なくても気遣いは必要

ここまで受動喫煙や健康被害が社会問題化しているのは、喫煙者のマナーの悪さが大きな原因となっています。いくら周囲の人への健康被害がないからといって、加熱式タバコも独特のニオイを発します。個人差はあれど、喫煙者ですら嫌悪感を抱く場合もあるので、非喫煙者にとってはニオイだけでも不快に感じる場合もあると思います。

 

喫煙者は、喫煙可能な場所であっても非喫煙者が同席していたり、換気が悪い場所では、たとえ加熱式タバコであっても、非喫煙者を気遣って別の場所で喫煙するなどの意識を持つ必要があると感じます。

 

 

メーカーに望むこと

IQOSもgloも現在の仕様では、若干の煙(蒸気)とニオイが発生します。紙巻きタバコほどではないにせよ、やはり非喫煙者にとっては気になるところです。そこで、なるべく非喫煙者に不快な思いをさせないためにも、各加熱式タバコーメーカーには、この蒸気とニオイを少しでも軽減された製品を開発して欲しいと、喫煙者としても思う次第です。

 

PMIは紙巻きタバコ事業からの完全撤退を目指すと明言しており、今以上に加熱式タバコの安全性が確立されれば、日本の喫煙事情が大きく変わることは間違いないでしょう。

 

今後とも健康被害についての研究を重ねていき、誰しもが納得できるデータ証明されることこそが、理想的な未来の喫煙環境が構築につながることでしょう。

↑良い喫煙環境を実現するためにも今後も製品開発と研究を!

 

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