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2023/6/22 21:15

【1台3役】スーツケースの致命的課題を解決したサイズ可変式「VELO」は使えるか?

1泊2日の出張用のSサイズ、持ち運びに便利な軽い布製のMサイズ、1週間以上の海外旅行に最適なLサイズの3つのスーツケースを保有し、収納に困っている……、そんな悩みを抱えている人に朗報です! なんと、機内持ち込みサイズの40Lからプチ旅行サイズの56L、長期旅行でも安心の72Lサイズのスーツケースがひとつになった「サイズ可変式伸縮型スーツケースVELO」がMakuakeにて7月30日まで先行販売中。スーツケースのお悩みを解決する3in1タイプの本製品を使い倒してみました。

↑2022年に欧米市場で発表し、総額1.5億円の実績と4000人以上のユーザーを獲得した3in1のスーツケースが日本上陸

 

SMALLサイズで機内持ち込みギリギリサイズ、重さは注意が必要

荷物をコンパクトにまとめ、引っ張って歩けるスーツケースはもはや旅にかかせないもの。先述のように筆者は3つもスーツケースを保有し、置き場所にも困っている状態です。

 

そんなお悩みを解決してくれる、画期的なサイズ可変式のスーツケースがVELOです。Makuakeではすでに目標額に対して11,366%を達成している人気製品。6月21日時点ではVELOひとつで3万7980円(税込)から応援購入できます。

↑右がSMALL(機内持ち込み)サイズのVELOで、本体は27×39.5×47cm。容量は40L、総重量4.7kgだ。左は19×32×45cm、総重量3.2kgの筆者愛用スーツケース

 

まずは見た目の印象から。最初に40LのSMALLサイズVELOを見たとき、「そんなに小さくないし、ちょっと重いな」と感じました。理由は筆者が普段使いしている出張スーツケースがかなり小さめだったから。

 

LCCであるPeachの機内持ち込み手荷物は、3辺の合計が115cm以内で、VELOのSMALLサイズは113.5cm。機内持ち込みサイズギリギリをクリアしているため、れっきとしたSMALLサイズです。ただ、多くのLCCは総重量7kgまでが無料なので、それなりの重さがあるVELOはPCをいれるだけで規定に近づきます。重量は要注意です。

 

サイズ変更は簡単、ジッパーも自然なあしらいに

一番気になるのが、サイズ変更の方法。まず、取っ手を取り出し、片手で持ちます。その下のボタンを押すと、ずるずるずる~っと伸びます。

↑スーツケースの取っ手部分をプッシュするとハンドルが飛び出す。その下にあるボタンを押すとサイズが変わる

 

↑MEDIUM(預け荷物)サイズは27×39.5×60cmで、容量は56L。総重量はSMALLと同じ

 

ボタンを押し続けるとLARGEサイズまで一気に伸びますが、MEDIUMサイズあたりでスーツケースを軽く横にふると固定されます。LARGEにしたい場合は伸ばしきったあとに地面に置いて軽く押すとしっかり固定されます。

↑LARGEサイズは27×39.5×72cmで、容量は72L

 

サイズダウンするときは、スーツケースを地面に置いてボタンを押すだけ。サイズ変更した場合、ジッパー部分はどうなるんだろうと思っていたのですが、ジッパーが上部下部とに分かれているため、伸びたら自然にジップされていました。開発段階で、何度も3Dプリントし、構造的な実現性を検証し、テストに1年かけただけあります。

↑セキュリティには最新のTSA008ロックを採用

 

収納も省スペースで済むのがうれしいポイント。さらに360度静音ホイールを搭載しているため、回転がスムーズで持ち運びも楽々。駅構内で引っ張って歩いてみましたが、まったく音がしない! スムーズに持ち運びできました。

 

取っ手が邪魔にならない内部に、使い勝手抜群の仕切り板

次に気になるのが収納力。ポップアップ式の取っ手を見たときに幅が長すぎるなと感じていたのですが、理由は中にありました。そう、収納スペース確保です。省スペーススーツケースの場合、取っ手部分を収納したときに、スーツケース内部に凸凹のスペースができてしまい、モノが入れにくくなった経験をしたことはありませんか? VELOのスーツケースは取っ手部分が側面に収まっているので、収納の邪魔になりません。

↑取っ手はスーツケースの端っこにきれいに収まる。また、両側に調整と取り外し可能な仕切り板がついている(LARGE時)。

 

↑取り外しもワンタッチ

 

仕切り板は左右それぞれについており、必要なければ取り外し可能。ちょっとした小物を入れるのにぴったりなポケットもついています。仕切り板は両側にそれぞれ2枚ずつついているので、SMALLのときは重ねて1枚に、LARGEのときは4枚並べればフタの役割をしてくれます。

 

追加オプションで収納の達人にもなれる

別売りにはなりますが、追加オプションのアイテムも便利です。

 

PCひとつあればいつでもどこでも仕事が可能になった昨今、PCを常に持ち歩いての出張は当たり前。かばんやリュックにPC収納スペースがあるものを選んで購入している人も多いのでは? 持ち運び向けノートPCの主流サイズである13~15インチは軽量化が進んでいるものの、長時間持ち運びしていると疲れます。かといって、スーツケースの中にいれると衝撃などがあり、不安になりますよね。

 

VELO専用PCバッグなら仕切り板にある専用固定ループにストラップで留めることができるので、移動中もスーツケース内に固定可能。バッグには取っ手もついているので、スーツケースから外して持ち運ぶのにも便利です。

↑VELO専用PCバッグ

 

↑ストラップで簡単に着脱

 

パッキングを楽ちんにするパッキングバッグ4点セットは、VELOのスーツケースの角のカーブに完璧にフィットしているのが特徴。スーツケースをあけたときに見えるすっきり収納は感動ものです。洋服、下着、洗面道具、PCやスマホのケーブルといったアクセサリー入れと4つ展開されています。

↑パッキングバッグ4点セットも別売り

 

複数あった課題を一気に解決する画期的スーツケース

拡張性のあるスーツケースの定番といえば、内部に布素材が折りたたまれているもので、ほんのわずかな幅が増えるだけ。VELOのスーツケースは幅が広くなるのではなく、高くなるので格段に収納力がアップします。

 

また、使わないときに大きいスーツケースを収納として活用することでスペースを確保している人も多いですが、いざ使うときに中身を取り出す手間が発生します。やはり使いたいときにさっと出して使えるのが理想ですよね。

 

そうしたスーツケースの課題、さらには行き帰りの荷物の量の違いまで一気に解消される、ありそうでなかった画期的なスーツケース。友人と旅行に行ってしれっと可変して、どや顔したくなる製品です。

 

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