仕事でもプライベートでも、これまでにさまざまな「大容量のポータブル電源」を見てきました。友達とキャンプに行く時だったり、緊急事態の電源だったりと、一家に一台は持っておきたいですよね。
ですが、都内に1人暮らしでクルマも持っていない筆者。緊急時には、ポータブル電源以外にも、自分の手で持っていかなければならないモノがたくさんあることに気がつきました。「ポータブル電源以外も持ち運べる」という目線で探したときに、光って見えたのがAnkerのこのモデルだったんです。
コンパクトだけどハイスペック
Anker「Solix C300 Portable Power Station」
3万4990円(税込)
Ankerの「Solix C300 Portable Power Station」は、ポタ電の大きくて重たいイメージを払拭するような、スッキリとしたシルエットが魅力の一台。重量は約4.1kgとかなり軽量。本体サイズは約幅16.4×奥行16.1×高さ24.0cmと、だいたい2Lペットボトル2本分ほど。ボディはコンパクトですが、バッテリー容量は288Wh(iPhone15なら約19回分も充電可能)と最低限の容量は確保できます。
合計8ポート(ACx3、USB-Cx2、USB-Cx1(15W)、USB-Ax1、シガーソケットx1)を搭載し、複数のデバイスを同時に充電することができますよ。本体への充電も、ACコンセント、USB-C、ソーラーパネル、シガーソケットなどさまざまな選択肢があり、ACコンセントなら約68分で満充電に。
他のポータブル電源と比べると、室内の収納や移動は苦にならないサイズですね。筆者のような収納場所が限られた1人暮らしには魅力的なスペックです。
緊急時に備えて持っておきたい理由
「Solix」本体上部には、カラビナをかけられるホルダーが付いています。
ここに付属のベルトを取り付けることで、肩掛けで持ち運びができるようになるんです。
いざという時の避難時に“ポータブル電源を肩に掛けたままで両手が空いている”って、かなり大事だと思うんです。もちろん、持ち込んだ荷物の多いキャンプの時だって!
電源の確保をしつつ、ほかの荷物を持ったり、人と手を繋いだり、食事をとったり、自転車での移動ができたり。2本の腕と10本の指が空いていれば、生まれる選択肢も多くなるはず。
そう考えたときに、このポータブル電源がとても魅力的に思えたんですよね!
はじめてのポタ電にも良いかも
そのほかにも、本体に「停電時に役立つLEDライト」が付いていたり。
専用アプリを介せばスマホからバッテリーの使用状況が確認できたり。便利な機能もしっかりと備わっています。
Ankerの「Solix C300 Portable Power Station」は、緊急時に持ち運びやすいのはもちろん、室内の移動もノンストレス。そんな性質からか、大容量モデルを買った人のサブ機としても人気なのだそう。
使い勝手の良いポータブル電源が身近にある生活をおくるなかで、一番便利なサイズ感ってコレだったのかも! と実感できそうだな~。