連日寒い日が続きますが、ジョギング趣味の筆者は寒さを我慢して夜な夜な走っていたりします。なんとか頑張れるのは、薄くても寒さをしのげる機能性インナーのおかげだったりします。長らくユニクロのヒートテックを頼ってきましたが、体が温まり汗ばむと蒸れてしまうのが玉に瑕(キズ)。使い勝手の良いインナーはないものかなぁと思っていたら……。 見つけてしまいました。ドン・キホーテで。
無骨な「ド」と「+7℃」のデザイン…だけど繊細な肌触り
ドン・キホーテ「エアバリアインナー 長袖クルーネック」
1098円
商品タグには、ドン・キホーテのプライベートブランドのロゴ「ド」がどでかく書かれて、「+7℃の保温力」と書かれていました。本当に、大丈夫? と訝りながら手に取ると、肌にしっとりと馴染むツヤツヤとした繊細な手触り。「これは、私の『ポスト・ヒートテック』になりうるのでは……? 」と直感しました。
ユニクロ極暖ヒートテックと比較
冬の肌着といえばユニクロの「ヒートテック」。筆者も愛用してきましたが、汗をかくと、肌触りがイマイチで、ほかにないかずっと探していたんですよね。とはいえ、本当にポスト・ヒートテックたるか? エアバリアーインナーに近い暖かさ(生地の厚さ)であろう極暖ヒートテックを購入し、比較してみました。
肌触りはドンキ、暖かさはユニクロに軍配
エアバリアインナーは、裏起毛ながら、サラッとした肌触りなのが最大の魅力。ユニクロの極暖ヒートテックもチクチク感は少ないですが、肌触りはエアバリアーインナーがお気に入りです。一方、暖かさは、ユニクロのほうが保温性は高い印象です。ただ、どちらも大寒波が襲来した東京の寒さに十分対応してくれました。むしろ、東京で極暖ヒートテックはちょっと暑すぎたかもしれません(筆者の個人的な感想です)。インナー選びで筆者が最も大事にするのは、汗ばんだ時。冬場のジョギングは、走り始めは寒く、体が温まると暑くなり、速度を落とすと汗冷えが気になるからです。
汗ばんだときの違和感が少ないのはドンキ
同じ距離、速度で比較したわけではないので、本当に筆者の感覚の差でしかないんですが……エアバリアーインナーのほうが肌への貼り付き感が少なく感じました。走り終わって「今日はあまり汗かかなかったな」と思いつつ服を脱ぐと汗じみでしっとりしていました。極暖ヒートテックは、蒸れたような暑さを感じて、脱ぎたくなっちゃいました(筆者の個人的な感想です)。色々書きましたが、筆者の主観に最も影響を与えているのは価格差です。
罪悪感なく使い倒せる1098円という定価

筆者が購入したのは元旦で、定価税込1098円のところ、エアバリア商品3点同時購入で割引が効き、1点あたり800円でした。極暖ヒートテックは定価で2189円、一番安いヒートテックも定価1419円と、「ドンキで十分」という気持ちにどうしてもなってしまうのです。一応、メンズ製品ですが、アウターに響かない厚さで女性にもオススメですよ!