デサントジャパンは、口や鼻を覆い、適温(※1)の12°Cで頬を冷やすアイテム「適温クーリングフェイスガード」を、シャープ・ウィンゲートと共同開発し『デサント』ブランドから発売することを7月28日発表しました。
12°Cで頬を冷やすアイテム 「適温クーリングフェイスガード」
近年夏の暑さが厳しくなっている中、今年は新型コロナウイルスの影響で気温が高くても外出時のマスクなどの着用が必要となっています。しかし、通常口と鼻を覆うと呼気がこもりやすく、暑さをより感じやすくなり、熱中症にも気を付けなくてはいけません。
今回発表された、このフェイスガードは、手に装着し、手のひらのAVA血管(※2)を適温で冷やす「CORE COOLER(コアクーラー)」(6月発売)の技術を応用した商品。デサントでは、暑熱対策に有効とされる手段として、手のひら・足の裏・頬などにあるAVA血管を適温の12°Cで冷やすことで、体の深部体温の上昇を抑制する方法に注目しています。
では、適温クーリングフェイスガードの構造はどうなっているのでしょうか? このフェイスガードは、シャープ独自開発の冷たすぎず適温を保つ「TEKION」蓄冷材(※3:以下蓄冷材)を内側のポケットに入れて使用します。口元を覆うことで周囲への飛沫抑制エチケットにもなり、セットする蓄冷材が、頬のくぼみにフィットするため、身体を動かしていても蓄冷材がズレにくく、クーリング効果を感じられます。
適温クーリングフェイスガードは8月初旬より、デサントオンラインストア「デサントストア」や『デサント』ブランド直営店。そして、シャープオンラインストア「COCORO STORE」(https://cocorostore.sharp.co.jp/)にて数量限定(合計2000点)で販売します。
屋外でのジョギングやウォーキングなどを楽しむ際や、スポーツ大会などで競技を補助するスタッフ、身体を動かしながら作業する方など、手で何かを持つ機会が多い方にも、飛沫エチケットに気を配りながら、頬をクーリングするという新たな発想で涼しさを感じられます。まさにウイズコロナの時代に適応したアイテムと言えるでしょう。
(※1)氷や保冷材だと温度が低すぎることで血管が収縮し、冷却効果が充分に発揮されないため、12°Cが適温だとされています。(検証機関:独立行政法人 労働安全衛生総合研究所とシャープ)
(※2)動静脈吻合と呼ばれ、体温を調整する特殊な血管。
(※3)シャープ独自開発の「TEKION」蓄冷材とは、液晶材料研究で培った技術を応用したものであり、「-24°C〜+28°Cで融け始める氷の状態で蓄冷できる」特徴を持ち、シャープの社内ベンチャー「TEKION LAB」を中心に、商品・サービスの提供を行っています。
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