メジャーリーグ(MLB)の舞台で歴史的な大活躍を続ける大谷翔平。投げては160km/h、打ってはホームランランキングのトップ争いをするという並外れた身体能力は、現役MLBプレーヤーからも称賛の声が多く聞こえてくるようになった。
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そんな大谷がまたひとつ歴史的な快挙を成し遂げようとしている。7月12日(日本時間13日)に開催されるMLBオールスターゲームの「ホームランダービー」に出場することを自身のSNSで表明。実際に参加することになれば、日本人初の快挙となる。
大谷は「2021年のホームランダービーに参加を発表することにとても興奮しています。コロラドで会いましょう!」とコメントを添え、今年度のホームランシーンをコラージュした動画を投稿。この投稿にはファンだけでなくMLB公式が「ショーの時間だ!」とコメント。さらにMLBのトレーディングカードを販売するトップス社も「レッツゴー!」と反応するなど、大反響となっているのだ。
近年は、アーロン・ジャッジ、ブライス・ハーパーといった、現在各球団で主軸を張るスラッガー達の激しい闘いが繰り広げられてきた。今年度の大会では、現在(7月1日時点)ホームランランキング2位のブラディミール・ゲレーロJr.が出場を辞退していることから、大谷がキングに輝く可能性は十分にありえる。
過去には、現在レジェンドとされているそうそうたるメンバーが参加している。サミー・ソーサ、バリー・ボンズ、マーク・マグワイアなど、MLBを代表するホームランバッターがチャンピオンに名を連ねてきたが、この中に大谷の名前が刻まれるのかどうか。日本人ファンだけでなく、世界中の野球ファンが注目する一夜になりそうだ。