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2023/3/25 6:15

大谷翔平のキャップ、吉田正尚のバット……WBC終了後、米野球殿堂博物館に寄贈された”豪華な記念品”の数々とは?

3月22日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の野球日本代表「侍ジャパン」は、アメリカ代表との決勝に3対2で勝利。連覇を飾った2009年大会以来、14年ぶり3度目の世界一に輝いた。

 

大会終了後、一部で話題となっているのが、米野球殿堂博物館に収蔵される”豪華な記念品”の数々だ。ニューヨーク州クーパーズタウンにある同博物館の公式ツイッターは22日、優勝した日本代表、準優勝したアメリカ代表から使用道具の寄贈を受けたと発表。その中には、今大会のMVPに輝いた大谷翔平の貴重アイテムも含まれている。

 

今やメジャーリーグを代表するスター選手の大谷。アメリカ代表との決勝では、1点リードの9回からマウンドに上がると、2死走者なしで相手主将のマイク・トラウトを迎え、空振り三振で試合を締めくくった。歓喜の瞬間、感情を爆発させた大谷がキャップを投げる姿は大きな反響を集めたが、今回、このアイテムが寄贈されるというのだ。

 

 

野球ファンを興奮させる記念品はこれだけではない。今回、同博物館の公式サイトが代表選手から寄贈されたと発表しているリストは以下の通り。

 

【日本代表】

・大谷翔平が決勝で着用したキャップ

・吉田正尚がWBC期間中に使用したバット

・村上宗隆が決勝で着用したバッティンググローブ、WBC期間中に着用したヘルメット

・今永昇太が決勝で着用したユニフォーム

・栗山英樹監督が決勝で着用したプルオーバー

 


【アメリカ代表】

・アダム・ウェインライトがWBC期間中に着用したキャップ

・トレイ・ターナーがWBC期間中に着用したスパイク、準決勝のキューバ戦で着用したバッティンググローブ

 

 

自身の道具を寄贈した吉田正尚は今大会、13打点でWBC歴代記録を塗り替え、外野手部門でのベストナインにも選ばれている。村上宗隆は、大会序盤こそ打撃不振に陥ったものの、メキシコとの準決勝でサヨナラ打を放ち、決勝で今大会最速(打球速度115.1マイル=約185.2キロ)の弾丸ソロを打ち込んだ。さらに、今永昇太は決勝に先発し、2回1失点で勝利投手となっている。

 

また、アメリカ代表のアダム・ウェインライトは、1次ラウンドのイギリス戦と準決勝のキューバ戦に先発し、2勝をマーク。トレイ・ターナーは、WBC歴代記録タイの5本塁打を記録していた。

 

ついに今大会も幕を閉じたが、代表選手たちが見せた熱いパフォーマンスは、これからも野球ファンの記憶に残り続けていくことだろう。