買う前に確認してほしいこと
bagriderには注意点もあります。容量が35Lと機内持ち込みにしてはサイズが大きいうえ、補助輪のため、スーツケースだけで重さが約5kgもあります。新幹線など陸路の場合は問題ないかもしれませんが、標準的なエコノミークラスでは持ち込みの手荷物は7kgまでと制限があるので、スーツケースの重さを差し引くと実質2kg分しか荷物を入れられません。
着替えやおむつなど軽いものであればいいのですが、重量制限を超えないようにパッキングする必要があるうえ、航空会社によっては機内持ち込みのサイズも異なるので、持ち込めない場合もあります。なので、購入前にいつも利用する航空会社の基準を確認してから購入したほうがいいでしょう。
bagriderは海外旅行だけではなく、帰省などの移動にも活躍しそうですね。アメリカでの価格は135ドル(約1万5000円。日本でもMountain Buggyの正規販売店が税込2万1600円で販売中)。親からすれば、ベビーカーと荷物を一気にまとめられ、その分身軽に移動できます。子どもにとっては目線が高くなり、アトラクションのように楽しいでしょう。なので、試す価値は十分あります。次の長期休暇には、bagriderとともに家族で遠出してみてはいかがでしょうか?