AV
2020/3/6 17:30

あのオーディオはなぜ安い? 「良コスパ」のワケを教えます【後編】

コスパに優れたお手ごろ価格のアイテムは、機能の厳選や型落ち品など、安さの背景を理解して、自分の優先事項を押さえて買い物すれば「安物買いの銭失い」を回避することができます。今回は、なぜそのアイテムが“安い”のか、「シンプル機能」「スケールメリット」「型落ち」「低ランニングコスト」の4つのポイントから解説します。

※記事中の実売価格はすべて2020年3月3日現在のものです

 

→その1~その7まではこちらで紹介しています

 

その8.いまあるテレビにつないでVODコンテンツを堪能!

JBL

LINK BAR

実売価格4万3070円

Android TV、Googleアシスタントを搭載する高機能な一体型サウンドバー。本体には楕円形ウーファーが4基搭載され、広い部屋に置いても迫力ある重低音をしっかり響かせます。スポーツ観戦や映画鑑賞などで活躍。

SPEC●実用最大出力:100W●再生周波数帯域:75Hz〜20kHz●接続端子:HDMI入力×3、HDMI出力×1、光デジタル×1ほか●サイズ/質量:W1020×H60×D93mm/2.5kg

 

↑本体の両端にバスレフポートを設置。空間を広がるような伸びのある低音をダイナミックに出力します

 

↑Bluetooth接続や音量操作ボタンは天面に配置。直感的に扱えるシンプルなデザインで、部屋の雰囲気も損ないません

 

【安良のワケ】充実のネット機能に加えて低音の迫力にも定評あり

Android TVを搭載し、ネット非対応のテレビでもYouTubeやNetflixなどのVODコンテンツを楽しめるのが最大の魅力。設置性の高いワンボディながら、低音の迫力も十分です。

 

その9.軽量コンパクトながら圧巻の重低音を楽しめる

オーディオテクニカ

ATH-WS330BT

実売価格1万340円

重低音に定評のあるSOLID BASS専用のΦ40mm径ドライバーユニットを搭載したオンイヤーモデル。低音域を支えるユニットダンパーやエリア設計を工夫したことで、解像度の高い音を鼓膜に伝えます。ブルー、ブラック、カーキの3色展開。

SPEC●ドライバー型式:密閉ダイナミック型●出力音圧レベル:108dB/mW●再生周波数帯域:5Hz〜35kHz●連続再生時間:最大約70時間●充電時間:約4時間●質量:167g

 

↑ユニットダンパーに空気穴を設けることで、低音のボリューム感を強化。キレのある重低音を楽しめます

 

↑φ40mm SOLID BASSドライバーは、オンイヤー専用にチューニング。薄型ハウジングでも厚みのある音を鳴らします

 

【安良のワケ】サウンドだけでなくバッテリー性能も秀逸

同社独自の音響設計により、167gの軽量設計ながら、タイトで迫力のある重低音を実現します。連続再生最大70時間のスタミナも出色で、約1万円とは思えないハイスペックモデルです。

 

その10.U-5000円ながら高精細なハイレゾ再生を存分に楽しめる

NUARL

NX310A

実売価格4950円

管楽器をモチーフとした美しいデザインが特徴の、ハイレゾ対応有線イヤホン。独自開発のドライバーを搭載するほか、ケーブルに無酸素銅線を採用するなど高音質設計にこだわり、繊細でピュアなサウンドを響かせます。

SPEC●ドライバー型式:ダイナミック型●再生周波数帯域:10Hz〜40kHz●最大入力:5mW●ケーブル長:1.2m●付属品:イヤーピース(S、M、L)、ハードケース●質量:19g

 

↑ケーブルを耳に掛けることでフィット感が向上。高精細なハイレゾサウンドを一層高いクオリティで楽しめます

 

【安良のワケ】独自設計のパーツなど音質へのこだわりがスゴい

完全ワイヤレスイヤホンが人気の同ブランドですが、有線モデルの本機は音質への徹底したこだわりが感じられます。独自設計のドライバーは、5000円クラスの次元を超える性能です。

 

その11.音に包み込まれる体験で作品世界に没入できる!

デノン

DHT-S216

実売価格2万3980

サブウーファーを内蔵したワンボディタイプ。あらゆる方向からの音に包み込まれる体験ができるバーチャルサラウンド規格「DTS Virtual:X」に対応します。サウンドモードは「Movie」「Music」「Night」を用意し、コンテンツや使用シーンに合わせて切り替え可能です。

SPEC●スピーカーユニット:25mmツイーター×2、45×90mm楕円形ミッドレンジ×2、75mmサブウーファー×2●接続端子:HDMI出力×1、HDMI入力×1、光デジタル入力×1ほか●サイズ/質量:W890×H66×D120mm/3.5㎏

 

↑「DTS Virtual:X」では音の高低を再現。上空のヘリや足音などがリアルに聴こえるため、コンテンツに没入できます

 

↑背面の入出力端子。HDMI接続したテレビとオン/オフを連動させたり、テレビリモコンでの音量調整も可能です

 

↑左右の両端にバスレフポートを装備。低音の量感と解像感が最適なバランスとなるよう綿密に設計されています

 

【安良のワケ】デノン最高峰のサウンドを堪能できるチューニング

同社のHi-FiコンポやAVアンプと共通する音質チューニングを実施。2万円台のリーズナブルモデルながら、収録された原音の魅力をストレートに伝えるサウンドを体験できます。

 

その12.超コンパクトながらスペックはハイエンド機並み

FiiO

M5

実売価格1万2750円

手のひらに収まるサイズの超小型ハイレゾプレーヤー。AKM製の高性能DACチップ「AK4377」を採用し、PCM384kHz/32bit、DSD128の音源をネイティブ再生できます。さらにBluetooth接続も可能で、13.5時間以上のワイヤレス再生を実現します。

SPEC●モニター:240×240 IPS TFTタッチ液晶●対応コーデック:LDAC、aptX HD、aptX、AAC、SBC●充電時間:2.5時間未満●サイズ/質量:W42×H45.3×D13.7mm/38g

 

↑ストレージは非内蔵ですが、2TBまで拡張できるmicroSDカードスロットを装備。充電はUSB Type-C経由で行います

 

↑クアルコム製の高品質Bluetoothチップ「CSR8675」により、接続安定性と音質を高次元で両立。主要なBTコーデックに対応します

 

【安良のワケ】多彩な音楽再生に加えて歩数計の機能まで搭載!

ハイレゾ&Bluetooth再生対応に加えて、ICレコーダーや歩数計の機能まで搭載するという衝撃の高コスパプレーヤー。高性能チップの恩恵で、音質もスマホとは一線を画しています。

 

その13.ポップなデザインのボディから明瞭なサウンドを鳴らす

JBL

JR POP

実売価格3140

ビビッドなカラーリングとポップなデザインが目を引く、子ども向けポータブルスピーカー。室内での使用だけでなく、外の遊び場にも気兼ねなく持ち運べるように、耐久性の高い素材を採用。IPX7相当の防水性能も備えています。

SPEC●実用最大出力:3W●連続再生時間:最大約5時間●充電時間:2時間●防水性能:IPX7●サイズ/質量:W75.5×H87.8×D39.7mm/約120g

 

↑小さな子どもでも扱いやすい付属のストラップにより、衣服やカバンに取り付け可能。紛失を防ぐのに役立ちます

 

↑カラーは好みに合わせて選べるレッド、ブルー、ピンクの3色展開。本体の操作はスピーカー側面のボタンで行います

 

↑昨今の語学学習はリスニング能力が重視されます。明瞭なサウンドを実現する本機なら、細かい発音を聞き取り可能です

 

【安良のワケ】LEDライトが点灯し暗い夜道でも安心!

音楽再生だけでなく、近年の語学学習で重視される発音練習やリスニング用途にも活用できます。使用中は本体内蔵のLEDライトが点灯するため、学校からの帰り道や暗い場所でも安心です。

 

【この記事を読んだ方はコチラもオススメ】

あのオーディオはなぜ安い? 「良コスパ」のワケを教えます【前編】