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2017/12/21 17:30

おひとりさま料理をおいしく時短で作れる「シンプル仕込み」3選

ひとり暮らしの自炊では、1日あたりの野菜や肉の消費量が少ないため、せっかく買ってきたのに飽きたり腐らせることがあります。

10672010 - raw pork on cutting board and vegetables

手作りしたいけれど何日も連続して同じ食材を使いたくない。その悩みは「下ごしらえ」と「作りおき」を学ぶことで解決します。『シンプル仕込みでおいしいおかず』(武蔵裕子・著/学研プラス・刊)という本が役に立ちます。
 

ひじき(炒める)

ひじきはもどしておくだけでなく、ごま油で炒めて、塩味をつけておきましょう。

(『シンプル仕込みでおいしいおかず』から引用)

 

ひじき。食物繊維と鉄分を含んでいる食品です。油揚げやニンジンと甘辛く煮付けた「ひじき煮」は最高のおかずになります。料理に慣れていない人が「ひじきと油揚げの甘辛煮」を作るのはハードルが高いです。まずは「ひじきの塩炒め」を作ってみませんか?

 

【基本の仕込み】
「乾燥ひじき」を水に浸します。15分ほどで海藻に戻ります。ボウルで洗ってから水切りをします。フライパンにゴマ油をひいて、ひじきを塩で味付けしながら炒めます。熱々の「ひじきの塩炒め」は香ばしくておいしいです。保存目安:冷蔵5日・冷凍3週間

 

【応用レシピ】
すでに熱を通してあるので、そのままサラダに加えたり、木綿豆腐をくずして作る「白和え」の具にも使えます。ひじきの扱いに慣れたら、ニンジンや油揚げを加えた甘辛煮も手作りできるはず。

 

 

シンプル仕込みとは?

自炊するために買い物に行っても、特売セールで買える豚肉や鶏肉は300グラム以上のパック詰めということも。ひとり暮らしの消費ペースでは、大根の1/2カット・白菜やキャベツの1/4カットでも持て余します。1人前のカット野菜は割高です。

 

安く買えたとしても、毎日おなじ種類の肉や野菜を食べることになります。うんざりです。

 

シンプル仕込みをした食材は、単に切ってあるだけでなく、ゆでたり蒸し煮にするなど加熱調理がされているので保存がききます。たとえ生の状態でも、野菜なら塩もみや酢漬け、肉や魚なら調味料につけるなどしてあるので日もちがします。

(『シンプル仕込みでおいしいおかず』から引用)

 

「シンプル仕込み」を覚えれば、おなじ食材を毎日食べずに済みます。豚肉や鶏肉を安いときに同時に買っても、シンプル仕込みによって保存がきくからです。連日ではなく、1日~2日おきに豚肉と鶏肉の料理を楽しめます。

 

 

豚肉(塩もみ・酒)

【基本の仕込み】
豚肉(こまぎれ・バラ肉・ロース)に酒をまぶします。100グラムあたり大さじ1(15cc)が目安です。あらかじめ塩コショウをふりかけておけば、調理するたびの下ごしらえが不要になります。醤油とみりんで味つけするとコクと深みが増します。保存目安:冷蔵3~4日・冷凍3週間

 

【応用レシピ】
玉ねぎと生姜(ショウガ)があれば「豚のしょうが焼き」が作れます。チンゲンサイや小松菜があれば、白ごはんによくあう「肉野菜炒め」が作れます。

 

ちなみに「豚バラ肉のかたまり」が安いときには、塩とハーブミックスをこすりつけるだけの「ハーブ塩豚」が作れます。くわしいレシピは『シンプル仕込みでおいしいおかず』に書いてあります。

 

 

玉ねぎ(酢漬け)

洋食とも和食とも相性が良い「シンプル仕込み」の常備菜を紹介します。酢タマネギです。

【基本の仕込み】
材料(作りやすい分量)
玉ねぎ……4個(550~600g)
塩…………大さじ1

【調味料A】
酢…………カップ1 1/4
みりん……カップ1/3
砂糖………大さじ3

【作り方】
1. 玉ねぎは縦半分にし、なるべく薄めに縦薄切りにする。
2. ボウルに入れ、塩をまぶし、ときどき混ぜながら20分ほどおく。
3. 水を入れて5~6分おく。ざるにあげてさっと洗い、水けを絞って、ボウルに入れる。
4. Aのみりんは電子レンジで50秒ほど加熱する。3にAを加えてよく混ぜ合わせ、2~3時間なじませて、保存容器に入れる。

(『シンプル仕込みでおいしいおかず』から引用)

 

保存目安:冷蔵8~9日。玉ねぎ1個でも作れます。玉ねぎの「辛味」を抜くための処理をおろそかにせず、砂糖を入れすぎないよう気をつければ、酢やみりんの分量はテキトーでもおいしく仕上がります。非加熱の玉ねぎはニンニクと同じくらい強烈な風味であり、精力がつくような気分になります。

 

【応用レシピ】
さっぱりしているので肉料理の添えものとして、トーストやパスタ料理のお供にもなります。サラダ代わりです。前述した「酒塩もみ豚肉」と春雨と酢たまねぎを中華スープでさっと煮てもおいしいです。

 

 

【著書紹介】

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シンプル仕込みでおいしいおかず

著者:武蔵裕子
出版社:学研プラス

野菜や肉などの食材を、新鮮なうちにまとめてゆでる、蒸す、漬ける、などのシンプルな仕込みをして保存しておくと、そのまま食べたり、簡単に別の料理に展開ができて、食事作りがラクになる。一番役立つ仕込み方法とアレンジレシピを紹介。

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