グルメ
立ち食いそば
2017/3/17 20:55

【衝撃の立ち食いそば】ガッツリにもほどがある! 丼を覆うホロホロ豚バラ肉と甘辛の暗黒汁が出会う「豊しま 飯田橋店」

飯田橋交差点を首都高を横目に北50mほど歩くと、青いテント、紺色の暖簾が現れる。看板には「是れはうまい!関東風肉そば」の文字。ここが飯田橋の有名店「豊しま」だ。

 

立ち食いファンが狂喜する飯田橋の超贅沢そばといえばコレ!

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↑青 のテント屋根と紺色の暖簾。仕切り なしで、暖簾をくぐればすぐカウンタ ー。立ち食いファンにはたまらない ビジュアルだ

 

店の名物は当然肉そば。定番の天ぷらそばを押さえて、である。しかもこの店構え、肉そばに歴史ありと雄弁に物語っている。

 

店の大将によれば創業は53年前。元々巣鴨の青果市場近くに店を構えていたが、市場移転に伴いこの地に移ってきた(ちなみに同店は江戸川橋にも店舗がある)。肉そばは30年ほど前にできたメニュー。安さが売りの天ぷらそばに対し、かなりの贅沢メニューだったが、これがたちまち人気に。いまや客6割が注文するという。

↑元祖厚肉そば(680円)。どんぶりをほぼ覆い尽くす 豚バラは贅の極み! 良質な 国産豚肉を使っており、こ の価格でもコスパは高い。 揚げ玉がコクをプラス
↑元祖厚肉そば(680円)。どんぶりをほぼ覆い尽くす豚バラは贅の極み! 良質な国産豚肉を使っており、この価格でもコスパは高い。揚げ玉がコクをプラス

 

今回は肉そばの上級編、元祖厚肉そばを注文。厚切りにされた豚バラ肉がじっくり煮込まれ、噛めば肉が崩れるほど柔らかい。そばは王道のゆで麺。つゆはコクのある甘辛の暗黒汁。この色とコクは、かえしを半年近く寝かして初めて出るのだそうだ。もはや言葉はいらない。一刻も早く電車に乗り、飯田橋の駅を目指そうではないか!

↑店はカウンターのみの立 ち食いで、10人立てば満員に
↑店はカウンターのみの立ち食いで、10人立てば満員になる広さ

 

↑天ぷらそば(350円)。かき揚げの中身は玉ねぎ、にんじ ん、春菊、干しエビ。衣が厚めだが、 この暗黒汁を吸うと、衣自体がごちそ うになる
↑天ぷらそば(350円)。かき揚げの中身は玉ねぎ、にんじん、春菊、干しエビ。衣が厚めだが、この暗黒汁を吸うと、衣自体がごちそうになる

 

【DATA】

豊しま飯田橋店

住所:東京都新宿区下宮比町 1-9

営業時間:6:30〜18:30(月〜金)、 6:30〜15:00(土、祝日)

定休日:日

(※こちらの記事は3月11日発売のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)

 

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判型:A4/80ページ
電子版:あり(同時配信) 発行所:(株)学研プラス

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