日本の伝統料理や国民食、またはトレンドフードなどを様々な国の人に試食してもらう企画が本連載です。今回はコーヒー好きの外国人を招集。飲料トレンドのひとつといえる、ペットボトルコーヒーを評価してもらいました!
飲料メーカーが威信をかけたペットボトルコーヒーが集結
【左】アメリカ:マーク・アインシュタインさん
クリーブランド出身。コーヒーはブラックを毎朝飲み、夏はアイス派。
【中央】ブラジル:アレサンドラ・ソウザさん
ミナスジェライス出身。朝は2杯で夜は1杯、ブラックをホットで飲みます。
【右】韓国:ウノ・キムさん
プサン出身。朝と夜に1杯ずつブラックをホットで飲みます。家より店派。
【エントリーNo.1】
コカ・コーラシステム
ジョージア ジャパン クラフトマン
150円/500ml/0kcal
ドリップコーヒーと水出しコーヒーを調合。ほどよい苦みとすっきりした後味が特徴です。
【5点満点で評価】
マークさん:3.5
アレサンドラさん:4.0
ウノさん:3.5
→total=11.0/15.0
「舌にやさしく、苦みと酸味がちょうどいいわ。香りも好き」(アレサンドラさん)
「柔らかいテイストだけど、薄いとも言えるかな。ちょっと物足りないかも」(ウノさん)
【エントリーNo.2】
サントリー食品
クラフトボス ブラック
172円/500ml/0kcal
豆の選定、焙煎、抽出の工程にこだわった5種のコーヒーをブレンド。工程数は200以上です。
【5点満点で評価】
マークさん:4.5
アレサンドラさん:3.5
ウノさん:4.0
→total=12.0/15.0
「ビター感が僕好み。目覚めの一杯に飲むならこれ!」(マークさん)
「香りは好きだけど、余韻が短くて水っぽい印象。もっとアフターテイストが欲しいわ」(アレサンドラさん)
【エントリーNo.3】
ダイドードリンコ
スマートブレンドブラック 世界一のバリスタ監修
151円/430ml/17kcal
高級豆を78%使用しています。糖や脂肪の吸収を抑える成分を配合した機能性表示食品。
【5点満点で評価】
マークさん:4.0
アレサンドラさん:4.0
ウノさん:4.5
→total=12.5/15.0
「酸味と苦みのバランスが絶妙。僕は冷たいコーヒーって飲まないけど、これはかなりおいしい!」(ウノさん)
「広がる酸味が特徴的ね。悪くないわ」(アレサンドラさん)
【エントリーNo.4】
伊藤園
タリーズコーヒー スムース ブラック ミディアム
151円/500ml/0kcal
「タリーズコーヒー」のバリスタ監修。ミディアムローストで、苦みはやさしくすっきりです。
【5点満点で評価】
マークさん:5.0
アレサンドラさん:4.5
ウノさん:4.0
→total=13.5/15.0
「僕はこれがベストバランス! 毎朝飲みたい味」(マークさん)
「香りと苦みはしっかりしているけど、余韻はなくてあっさり。この絶妙さはいいね」(ウノさん)
職人の巧みな技が結集した各メーカーの対決!
昨年メガヒットした、サントリーの「クラフトボス」。今年は他社が同カテゴリーの新作を発売し、ペットボトルコーヒーは大きなトレンドとなっています。そこで今回はコーヒー好きの外国人に、有名な4ブランドを比べてもらいました!
「ジョージアは、香ばしさがしっかりあるけど、全体的には薄味な印象。もう一歩かな」(ウノさん)
3人ともお湯からのドリップ派で、水からの抽出はしないとか。そこで言うと、水出しのジョージアの味はおとなしすぎるのかも。
「酸味で印象的なのはサントリー、苦みならダイドー。でも大切なのはバランスよ」(アレサンドラさん)
結果、一番人気は有名チェーンのタリーズブランドでした!
「香りがよく、苦みやフルーティさも絶妙に調和。おかわりしたいウマさだよ!」(マークさん)
米国発祥で、店舗が韓国にもあるタリーズ。ワールドワイドな味はペットボトルでも共通でした。
【今月の1番人気!】世界共通の味わいはボトルでも変わらない
缶などもある本シリーズは、コーヒーショップ「タリーズコーヒー」の品質で提供することがコンセプト。世界展開するブランドの味が、外国人にマッチしたのはある意味当然?
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