ソニーは、音声でスマートフォンの操作をサポートするイヤホン型端末「Xperia Ear XEA10」を11月18日に発売します。実売予想価格は2万円前後。
Xperia Earは、片耳装着タイプのBluetoothヘッドセットで、スマートフォンと接続して音声通話や音楽を聴くことが可能。専用アプリ（Android）を利用することで、音声でメールの入力・送信や電話の発信・着信操作ができ、届いたメールの読み上げ機能も備えています。また、天気やルート検索などの情報を音声で教えてくれる機能も搭載。スマホをカバンなどに入れたまま、Xperia Earだけで様々な操作を行うことを可能にしています。
本体にボタンを備え、操作を行うときにボタンを押すとガイドを呼び出すことができます。本体には加速度センサーやジャイロセンサーを搭載しており、頭を縦に動かしたり、横に振ることで「イエス」「ノー」という返事をすることも可能。
内蔵バッテリーによる連続通話時間は約4時間、待ち受け時間は約80時間。付属ケースにもバッテリーを搭載しており、イヤホンを収納すると充電することが可能。密閉性の高いカナル型イヤーピース（S/M/L）と、周囲の音も聴きとりやすいオープン型イヤーピースが付属し、使用状況に合わせて選べます。
スマホを取り出さなくても音声で操作ができるようになるため、荷物で両手がふさがっているときや、雨で傘を持っているときなどに活躍してくれそうなデバイス。近い将来、音声操作はスマホだけでなく、様々な場所で利用される可能性があるため、このXperia Earで慣れておくのもいいかもしれませんね。