サムスンの次世代折りたたみ式スマートフォンは実物とされる写真が流出しているほか、8月10日のイベントにて発表されるとも噂されています。そのうち、縦折りでコンパクトになる「Galaxy Z Flip4」は5月にベンチマークと称されるデータが発見され、主要スペックが明らかとなっていました。
それに続き、もう1つの横折りで開くとタブレット大になる「Galaxy Z Fold4」のベンチマーク結果が、定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserに登場しました。
ここに表示されているデータ(以下)は、これまでの噂話をほぼ裏付けるもの。そのCPUのコア構成からも、複数の情報源から伝えられていたSnapdragon 8+ Gen 1を搭載していることが窺えます。
さて、ベンチマーク結果といえば、シングルコアスコアが1351で、マルチコアスコアが3808。これらはGalaxy Z Flip4の1277と3642を上回るものですが、同じプロセッサを搭載しているだけに差はわずか。おそらくベースクロック(Flip4は1.80GHz、Fold4は2.02GHz)の違いが反映されていると思われます。
これまでのリーク情報によると、Galaxy Z Fold 4は7.2インチ/120Hz駆動のメインディスプレイ+6.2インチ/120Hz駆動のサブディスプレイ、バッテリー容量も4400mAhかつ25Wの高速充電と、現行のGalaxy Z Fold3と変わらない模様。また、RAMが12GB/16GB(後者は中国版モデルのみ)となることも同じと見られています。
一方、撮影機能については、メインカメラが5000万画素+、光学ズームは最大3倍になるとのこと。確かに前モデルの1200万画素+光学ズーム2倍よりは進化しているのですが、折りたたみスマホの限界(重くしすぎてはいけない)からGalaxy S22 Ultraには及ばないようです。
Source:Geekbench Browser
via:GSMARENA