マイクロチップより良い?「AirTag」のおかげで迷子のペットが見つかった!

ink_pen 2022/11/10
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マイクロチップより良い?「AirTag」のおかげで迷子のペットが見つかった!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

空港で盗まれた荷物を取り返したり車両盗難事件の捜査に貢献したり、アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、防犯対策として役立っています。最近では、AirTagが迷子になった犬を助けるために活躍したというニュースが米国から届きました。

↑ペットの迷子対策にも役立つ

 

地元メディアFox 35によれば、米フロリダ州オーランドのDenise Huertasさんは10月20日、近所でゴミ出しをしたそうですが、その1時間後、飼い犬のロッキー(ヨークシャーテリア)がいなくなっていることに気づいたとのこと。

 

しかし、ロッキーの首輪にはAirTagが取り付けられていました。そこでHuertasさんは走ってiPhoneを取りに行き、「探す」アプリで場所を確認すると、約20分離れたところにいると表示されました。

 

さらに幸いなことに、ロッキーを見かけた人が動物保護サービスに連れて行ってくれていました。AirTagがあったおかげで、Huertasさんはどこに行けばロッキーを引き取れるかを知れたわけです。ロッキーには身分証明書もマイクロチップも着けていなかったため、保護サービス側も誰に連絡を取ればいいのか知りようがありませんでした。

 

なお、iPhoneからAirTagを「紛失モード」に設定すれば、他の人も連絡先情報を読み取ることが可能。もっともHuertasさん、あるいは保護サービス側もそれを知らなかったかもしれませんが、この一件からHuertasさんはロッキーにマイクロチップを付ける予定だそうです。

 

アップルが特に奨励している使い方ではありませんが、通販サイトではAirTagのペット用ケースに人気がある模様。AirTagもそう高価ではなく、取り付けにも手間がかからないため、気軽に利用できそうです。

 

Source:Fox 35
via:9to5Mac

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