アップルのAR/VRヘッドセット、Siriで誰でもARアプリが作成可能に?

ink_pen 2023/1/30
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アップルのAR/VRヘッドセット、Siriで誰でもARアプリが作成可能に?
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルからの投入が噂される「AR/VRヘッドセット」について、音声アシスタント「Siri」経由でARアプリが作成できるとの情報を、海外テックサイトのThe Informationが報じています。

↑MacRumorsより

 

アップルのAR/VRヘッドセットは、年内の発表とリリースが噂されています。スペックとしては両目に4K解像度ディスプレイを搭載し、アイトラッキングなど高度な機能を搭載するものの、3000ドル(約39万円)とかなり高額なデバイスになることも予測されています。

 

今回の報道によれば、アップルのAR/VRヘッドセットは開発者と顧客の両方が、ARアプリケーションを作成できるように設計されているとのこと。具体例として、Siriを利用することでグラフィックのデザインやアニメーションをプログラムし、バーチャルな動物が現実の物体の上を動き回る……といったアプリを作れるというのです。

 

アップルは2017年に、モントリオールを拠点とするFabric Softwareを買収しており、ARアプリの開発には同社の技術が活用されます。ただし今回のレポートは、2021年に同ツールを見たというレポートを元にしているため、現在はその内容に変更が加えられている可能性もあります。

 

アップルはiPhoneやiPad向けに、AR作成ツールとして「Reality Composer」などをすでに提供しています。その拡張として、AR/VRヘッドセットでも敷居の低い開発ツールが提供されるのかもしれません。

 

Source: The Information via MacRumors

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