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Apple
2023/3/27 11:30

Face IDが性能アップ? iPhone 15では近接センサーを統合か

今年の投入が期待される「iPhone 15」にて、近接センサーが画面上部のパンチホールこと「Dynamic Island」に統合されることを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

顔の接近を検知して、画面をオンオフすることにも利用されている近接センサー。現行モデルの「iPhone 14」シリーズでは、Dynamic Islandの外側となるディスプレイ下部に搭載されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 15シリーズでは全モデルでDynamic Islandを搭載しています。なお近接センサーが内蔵されることによる、Dynamic Islandのサイズなどの変更はないようです。

 

このような変更は、リークアカウントのUnknownz21も報告しています。同氏によれば、iPhone 14の近接センサーの波長が1380nmなのにたいして、iPhone 15シリーズの近接センサーでは940nmの波長が利用されるようです。

 

現時点では、近接センサーをFace IDに内蔵するメリットはわかっていません。しかし海外テックサイトの9to5Macは、これがFace ID機能の性能向上につながったり、あるいはコスト削減の狙いがあるとも指摘しています。個人的には、Face IDの精度がさらにたかまり、より素早い顔認証が可能になることを期待したいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo via 9to5Mac