お手ごろ価格なiPhone SEの第4世代モデル、通称「iPhone SE4」は、これまで何度も噂されながらも、今なお登場する気配がありません。著名なアナリストが「2025年以降に発売」と述べていたことがありますが、どのようなデザインになるかは不明のままです。
そんななか、これまでのiPhone 8(2017年発売)ベースではなく、デザインが一新されると有名リーカーが主張しています。
X(元Twitter)ユーザーのUnknownz21氏は「SE4はかなりまともなアップデートになりそうです。彼ら(アップル)はついにiPhone 8スタイルのフレームを捨てました(厄介払い)」だと述べています。
The SE 4 seems like it’s gonna be a pretty decent upgrade. They’re finally ditching the iPhone 8 style frame (good riddance ?)
Pretty good selection of features too ?
— Unknownz21 ? (@URedditor) August 7, 2023
初代iPhone SEは、2016年発売。そして第2世代は2020年に発売され、iPhone 8とほぼ同じデザインでA13 Bionicチップ(iPhone 11シリーズと同じ)を搭載。さらに第3世代モデル(2022年発売)は5G対応しながらも、やはりiPhone 8ベースとなっていました。
そのため、第4世代モデルもiPhone 8ベースになるのでは? との予想も一部にありました。が、最近では有名アナリストのMing-Chi Kuo氏が「6.1インチ画面を持つiPhone 14のマイナーチェンジモデルになる」との見解を示していました。
(2/10)
1. My latest survey indicates that Apple has recently restarted the iPhone SE 4, which will feature an OLED display instead of an LCD, as the biggest change. Overall, the SE 4 is a minor modification of the 6.1-inch iPhone 14.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) February 27, 2023
もしもiPhone 14ベースとなれば、画面は4.7インチから広くなることに。そしてディスプレイも液晶から有機EL画面になるほか、ついに廉価モデルもTouch ID(指紋認証)からFace ID(顔認証)に移行する可能性が高くなるでしょう。
また、今年7月には韓国の電子業界誌The Elecが「中国BOE(ディスプレイ製造の最大手)が納品予定だったiPhone SE4向け有機ELパネルの物量が不確かとなり、本モデルの量産時期が1年遅れの2025年になった」と報じていました。
今年の「iPhone 15」シリーズは、全4モデルとも値上げになるとの予想が有力となっています。もしも性能もデザインもiPhone 14とほぼ同じのiPhone SE4がお手ごろ価格で発売されれば、人気機種となるかもしれません。
Source:Unknownz21(X)