2026年に投入される「Apple Watch」では10%画面が大きな「microLEDディスプレイ」が搭載されると、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。
現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」は、1.93インチの有機ELディスプレイを搭載。一方でディスプレイアナリストのRoss Young氏は、より明るく色再現性、ダイナミックレンジ、視野角、消費電力にすぐれたmicroLEDディスプレイへとApple Watch Ultraが移行すると、以前より報告していました。
TrendForceによれば、microLEDディスプレイの価格は、現行モデルの有機ELディスプレイの2〜3倍の120ドル(約1万7000円)程度になるとのこと。このmicroLEDディスプレイは、ドイツのams OSRAMと韓国のLG Displayが提供する予定です。
Appleは以前から独自のmicroLEDディスプレイの開発に取り組んできたとされており、長期的には既存の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを、すべてmicroLEDディスプレイへと置き換えると予測されています。まずはApple Watch Ultraから導入されるであろうmicroLEDディスプレイがどれだけ美しいのかを、早くこの目で見てみたいものです。
Source: TrendForce via MacRumors