「iPad Air」が将来的に有機ELディスプレイを搭載する可能性を、調査会社のOmdiaが報じています。
近日中の発表が期待されている「次期iPad Pro」では、シリーズ初となる有機ELディスプレイの搭載が期待されています。一方で「次期iPad Air」では12.9インチモデルの投入や「M2」チップの搭載が噂されていますが、画面は液晶ディスプレイのままのようです。また、前面の「FaceTime」カメラが横向きの位置に移動するという噂もあります。
Omdiaの最新予測によれば、「2028年にiPad Airはシングルスタック、iPad Proは2スタックのタンデムOLED(有機ELディスプレイ)が搭載され、iPad AirもOLEDに移行する」と伝えているのです。2スタックのタンデムOLEDはシングルスタックと比較し、消費電力の削減や寿命の延長が期待されます。
またOmdiaは、Appleが7〜8インチの有機ELディスプレイを搭載した「折りたたみデバイス」を開発しており、8.3インチの「iPad mini」に取って代わると予測しています。
今回の予測が正しければ、iPad Airの有機ELディスプレイへの移行はまだまだ先となりそうです。黒の表現がより深く、省電力化にも貢献する有機ELディスプレイのiPad Airへの搭載を、楽しみにしたいものです。