サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」については、折りたたみ画面のシワが減る、外側の画面が大型化するなど噂される一方、スペックに関する情報は乏しい感がありました。
そんななか、Galaxy Z Flip6のベンチマーク結果が登場し、搭載プロセッサーやRAM容量の手がかりが得られました。
人気ベンチマークアプリの投稿サイト・Geekbench Browserに、「SM-F741B」という型番のサムスン製スマホが登場。この型番は、NBTC(タイの電波法)認証からGalaxy Z Flip6だと分かっています。
それによれば、Galaxy Z Flip6はSnapdragon 8 Gen 3チップや12GB RAMを搭載。これらは両方ともGalaxy Z Flip5のSnapdragon 8 Gen 2や8GB RAMを上回るもの。以前からの噂話が裏付けられた形です。
最近のGalaxyスマホは、生成AI機能「Galaxy AI」の一部をオンデバイス(クラウドと通信せず、端末内で完結)で処理できます。この機能をスムーズに使うために、RAM容量を増やすのかもしれません。
また、Geekbench 6.3によるシングルコアスコアは2247、マルチコアスコアは6857で、それぞれ現行モデルより13.2%および30%もアップしています。
今のところGalaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。
- 冷却システムが大型化
- 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
- バッテリー容量は4000mAh
- ソフトウェア・アップデート7年間保証
価格については1099ドル(約17万4000円※)~(内蔵ストレージ256GB)との噂もありました 。前モデルGalaxy Z Fold5は999ドル~だったため、少し値上げとなります。
※1ドル=約158円で換算(2024年6月20日現在)
とはいえ、性能が大幅にアップし、カメラやバッテリー容量も強化されるなら、お値段以上のアップデートとなりそうです。
Source: Geekbench Browser
via: Wccftech