ヘルスケア
2017/3/30 13:30

花粉を体内にも室内にも侵入させない! 日常生活で役立つ「マスク以外の花粉対策グッズ」11選

花粉は、朝起きてから夜寝るまで室内外で絶えず付きまとっています。何も対策しなければ、花粉症の人に安息の時間はありません。

 

花粉対策といえばマスクですが、ほかにも数多くのグッズが出ています。本稿では、そのなかからとくに日常生活で役立つ製品を紹介。自身の生活に置き換えて、必要なものを選びましょう!

 

【その1】ニトムズ「網戸用花粉フィルター」実売価格732円

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特殊フィルター採用で朝一番の換気も安心!

網戸に貼るだけで花粉を約80%ブロックできる特殊フィルター(通気性は1/6程度)。穏やかな採光性で、紫外線も約60%カットできます。キレイにはがせる両面テープ付き。

 

【その2】アイリスオーヤマ「洗濯物ガード」実売価格2138円

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花粉の季節の外干しに心強い味方!

通気性と防水性の相反する機能を持った、東レの不織布「アクスター」を使用。洗濯物の水蒸気を通しながらも、雨・花粉・黄砂などは通しにくいです。風対策のボタン付き。

 

【その3】洋服の青山「リーガル プレステージ テクノロジースーツ」5万2920円

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軽く払えば花粉が脱落する高機能スーツ!

ハイブリット触媒「ナノキャット」加工を施したスーツ。花粉脱落効果により、外出先から室内へ入る前に少し払うだけで、服に付着した花粉がほぼ脱落。室内への花粉の持ち込みを抑制できます。花粉脱落効果のほか、抗菌・消臭・抗ウイルス効果も。

 

【その4】アース製薬「アレルブロック 花粉ガードスプレー モイストヴェール」実売価格828円

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1日1回のスプレーで付着を防止!

髪や肌にスプレーするだけで静電気の発生を防ぎ、花粉などの有害物質の付着が防げます。4種もの保湿成分を配合。「ふんわり微細ミスト」を採用し、化粧水ミストの使い心地が得られます。

 

【その5】バイオインターナショナル「やわらか鼻マスク【ハナラック】」432円(5日用/1個入り)

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さりげなく鼻の穴を守る!

鼻に差し込んで使う特殊マスク。微粒子ろ過効率0.1?のフィルターが鼻の穴に収まり、花粉などを99%カット。1日2回の水洗いで5日間を目安に使用できます。

 

【その6】小林製薬「ハナノアシャワー」1080円

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外出先での鼻のムズムズを奥からスッキリ!

鼻の奥にある上咽頭に付着した花粉まで洗い流せる鼻うがい器具と洗浄液のセット。体液に近い成分でツンとせず、ミントの香りで鼻をかむよりもスッキリできます。

 

【その7】シー・シー・ピー「衣類用花粉クリーナー BUCCA ZT-KC6」実売価格3500円

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帰宅したら玄関先で花粉をしっかり除去する新習慣!

静電気防止ブラシと吸引モーターにより、服に付着した花粉を90%除去できる衣服用クリーナー。単2形乾電池2本、1枚のフィルターで1シーズン3か月たっぷり使えます。

 

【その8】ロート製薬「アルガード 目すっきり洗眼薬α」1404円

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帰ってきたらうがい手洗い、洗眼薬!

「花粉を洗い流す力」「すっきりする爽快感」「目をいたわる、優しい処方」にこだわった、クールな使用感の洗眼薬。独自の「イージーカップ」で上向き、下向きのどちらでも使えます。

 

【その9】花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」500円(16枚入り)

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部屋に入り込んだ花粉はウェットシートでササッと除去!

掃除機・雑巾掛けが一度にできる掃除用具の定番。独自の凹凸模様がハウスダストなどを拭き取り、99%除菌&消臭。裏返せば洗浄液量がリセットされ、シート一枚で約15~20畳使えます。

 

【その10】グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン「ブリーズライト(R) エクストラ」実売価格699円(8枚入り)

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鼻づまりの寝苦しさを軽減!

薬剤を使わず、貼った瞬間から鼻のつまりを軽減できる鼻腔拡張テープ。プラスチックバーの反発力で鼻腔を拡げて呼吸をラクにし、快眠をサポートします。

 

【その11】P&G「ファブリーズ ハウスダストクリア」616円

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洗えない布製品へスプレーして花粉の飛散を防止!

スプレーするだけで布製品に付着している花粉やハウスダストをまとめて固め、空気中に舞い上がる量が最大95%減らせます。同時に消臭・除菌も可能です。

 

大和高田市立病院 小児科医の清益功浩先生は、「花粉症の症状緩和には、身の回りの花粉を減らすことと、体内への花粉の侵入を防ぐことが欠かせない」と言います。窓を開けるなら花粉フィルターでガードし、室内へ入り込んだ花粉は空気清浄機や水拭きで除去しましょう。

 

花粉舞い飛ぶ屋外は、マスクなどで顔の粘膜を徹底的に守る対策を講じなければなりません。しかし、花粉は衣服にも付着するため、室内に持ち込まない工夫も必要です。体内に侵入してしまった花粉は、うがい、手洗いのほか、洗眼薬なども活用して除去してください。

 

花粉は、あらゆる予防策をくぐり抜けてきます。一刻も早く対策をして、嫌な時期を乗り越えましょう!

 

【解説してくれた人】

大和高田市立病院 小児科医 清益功浩先生

日本アレルギー学会認定専門医・指導医として、花粉症にも深い知見を持つ。法律、経済などの資格も保持。