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2017/5/9 19:42

【コードレス掃除機比較】総合力でダイソン強し! 意外な部分で東芝が健闘した「ゴミ捨て」「お手入れ」徹底チェック

コードレススティック掃除機の最新機種5モデル(ダイソン、パナソニック、シャープ、東芝、エレクトロラックス)をカテゴリごとに徹底検証する連載企画の第4弾。今回は、「操作性」を検証した前回に続き、今回はゴミ捨てと掃除機の手入れのしやすさをチェックしていきます。

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ゴミ捨ての方法と捨てやすさ、お手入れのしやすさを徹底的に吟味!

掃除機の使いやすさを見極める際は、部屋を掃除するときだけでなく、掃除後のあと始末(ゴミ捨て)や、掃除機自体の掃除のしやすさも重要。特に集じん性能などが上がり、本体内に極小の粒子を溜め込んでいる最新の“非・紙パック式”掃除機は、ゴミ捨ての際にその超微粒子が舞い上がることも。また、集じん部やゴミ捨て後のダストカップにも微細なゴミがかなり残っています。さらに、ブラシに髪の毛や糸が絡まってしまい、取り除くのに苦労した経験のある人も多いはず。こうした“掃除後”の問題は、誰もが大いに気になるところですよね。そこで今回は、ダストカップ周りとブラシ周りを中心に検証し、ゴミ捨てとお手入れのしやすさをチェックしていきます。

 

【検証する5機種はコチラ】

エントリーその1

最長40分の長時間運転を実現したダイソンのフラッグシップ

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ダイソン

Dyson V8 Fluffy(ダイソン ブイエイト フラフィ)

↑製品名のクリックで楽天市場の最新価格比較サイトにジャンプします(以下同)

実売価格6万690円

独自のソフトローラークリーナーヘッドで、大きなゴミと微細なゴミを同時に集じんできるスティック掃除機。バッテリーとモーターの改良で、最長40分の長時間運転と従来比15%の吸引力アップを実現しました。2 Tier Radialサイクロンを搭載し、微粒子ゴミもしっかり分離して集じんします。●サイズ/質量:W250×D1244×H224mm/2.61kg

 

エントリーその2

手首をひねるだけで家具の隙間が掃除できる

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パナソニック

iT(イット) MC-BU500J

実売価格5万8430円

部屋になじむスリムなデザインが魅力。「くるっとパワーノズル」搭載で、アタッチメントを交換せず、手首をひねるだけで家具の隙間も手軽に掃除できます。壁際のゴミもしっかり取れる「ガバとり」ヘッドや、微細ごみを検知して吸引力を高めるハウスダスト発見センサーも搭載。●サイズ/質量:W252×D153×H1160mm/2.2kg

 

エントリーその3

本体質量1.5kgを実現し高所の掃除もラクラク

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シャープ

RACTIVE Air(ラクティブエアー) EC-A1R

実売価格4万1070円

本体パイプ部に軽量高剛性のカーボンを採用するなどして、本体質量1.5kgを実現した超軽量モデル。エアコンの上など、高所の掃除が得意です。大風量ターボモーターと遠心分離サイクロンを搭載し、微細なハウスダストもパワフルに集じん。セパレート式のバッテリーはわずか80分でフル充電が可能です。●サイズ/質量:W222×D220×H980mm/1.5kg

 

エントリーその4

軽い力で掃除できゴミを掃き出す機能も搭載

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東芝

トルネオ V コードレス VC-CL1300

実売価格5万1600円

8気筒の気流で微細な粒子を分離、集じんしたゴミも圧縮する「バーティカルトルネードシステム」を搭載。グリップの形状と重心バランスの改良により、軽い力で自在に掃除できます。掃除機が使えない場所のゴミを強い風で掃き出す「エアブローノズル」を装備。●W224×D224×H1030mm/1.9kg

 

エントリーその5

1台3役で使えて毛がらみカット機能も便利!

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エレクトロラックス

ergorapido Lithium Bed Pro Power(エルゴラピード・リチウム ベッド・プロ・パワー)  ZB3234B

実売価格5万1620円

ふとん専用ノズルを搭載し、スティック、ハンディ、ふとんクリーナーの3役で使える機種。豊富なアタッチメントを付属し、家中を快適に掃除できます。標準モードで最長45分の掃除が可能。ブラシへの毛がらみをカットし吸引する「ブラシロールクリーン機能」も装備しています。●サイズ/質量:W263×D150×H1070mm/2.6kg

 

【検証内容はコチラ】

ゴミ捨て頻度に直結するダストカップ容量と、ゴミを捨てるまでの工程をチェック。そのなかで、ゴミ捨ての快適さにつながる工夫があるものは、そこも評価しました。

 

またメンテナンス性(お手入れのしやすさ)は、ダストカップと集じん部の分解・組み立てのしやすさを確認。どこまで水洗いに対応しているかもチェックしました。さらに、髪の毛やペットの毛などが絡みやすいヘッドの回転ブラシ部分の掃除のしやすさについても見ていきます。

↑ゴミ捨てまでの工程をチェック

 

【テストの結果はコチラ】

エントリーその1

ダイソン

Dyson V8 Fluffy(ダイソン ブイエイト フラフィ)

ゴミに触らずに捨てられるがホコリの舞い上がりに注意

ダストカップ容量は非公表(編集部調べでは0.54ℓ)。ゴミ捨ての際は、本体上部、ダストビン後ろにある赤いレバーを二段階引き上げるとダストカップの底が開いてゴミ捨てができます。ふたが自動で開くため、ゴミに触らず捨てられるのはうれしいところ。ただし、ゴミ捨て時にホコリが舞いやすいので、ホコリが気になる人は、ふた部分をコンビニ袋の中に突っ込んでゴミ捨てするなどの工夫が必要です。また、フタを開けるときに、そこそこ力を入れてレバーを引くので、最初はレバーが壊れてしまわないかと少し心配になります。この辺はコツというか、慣れが必要でしょう。

↑ダストビン後ろの赤いレバーを上に引き上げると、ダストビンとメッシュ状の“シュラウド”が上に持ち上がります。そこからさらにレバーを引くとダストカップ底部のふたが開いてゴミが下に落ちる仕組みです。最初にレバーを引いてシュラウドが持ち上がる際に、ダストカップの上部に設置された赤いラバー製の“スクレイパー”でシュラウドに付着したゴミをこそぎ落とし、シュラウドの掃除の手間を減らしてくれます
↑ダストビン後ろの赤いレバーを上に引き上げると、中央のメッシュ状の“シュラウド”が上に持ち上がります。その際に、ダストビンの上部に設置された赤いラバー製の“スクレイパー”がシュラウドに付着したゴミをこそぎ落とします。そこからさらにレバーを引くとダストビン底部のふたが開いてゴミが下に落ちる仕組み

 

ダストビンと集じん部の掃除に関してですが、ダストビンとサイクロン部、フィルターは簡単に分解でき、組み立ても簡単です。ダストビンは水洗い可能ですが、サイクロン部は水洗いできません。

↑分解するパーツは全部で3つと少なめ。サイクロン部の中が掃除できないのは、キレイ好きには気になるところか
↑分解するパーツは全部で3つと少なめ。サイクロン部の中が掃除できないのは、キレイ好きには気になるところか

 

ソフトローラークリーナーヘッドは他モデルのようなブラシ製でなくフェルト製なのが特徴。ひっかかりのないヘッドなので髪の毛や糸ゴミなどを吸っても絡みにくく、ヘッドを手入れする手間が大幅に削減できます。また、ローラー部はロック部分をコインで簡単に開けて取り外せるため、フェルト部が汚れた際も快適に掃除できます。

↑ローラーヘッドを外す際は、ヘッドの端(写真右側)のロックをコインやマイナスドライバーなどで回して解除させてから、ヘッドを抜き出します。筒型ヘッドの内部に駆動用モーターを内蔵し、ベルト駆動でないためヘッドの取り外しがスムーズ
↑ローラーヘッドを外す際は、ヘッドの端(写真右側)のロックをコインやマイナスドライバーなどで回して解除させてから、ヘッドを抜き出します。筒型ヘッドの内部に駆動用モーターを内蔵し、ベルト駆動でないためヘッドの取り外しがスムーズ

 

エントリーその2

パナソニック

iT(イット) MC-BU500J

ダストカップは着脱しやすく集じん部まるごと水洗い可能

コンパクトさがセールスポイントの機種だけあり、ダストカップ容量も0.2ℓと小さめ。ダストカップ底部のボタンを押すとカップがすぐに外せます。さらに、ダストカップからフィルターケースを外してゴミ捨て。この着脱もボタンひとつで簡単に行えます。集じん容積が小さいということはゴミ捨ての頻度も高くなるため、簡単に着脱できるのは重要なポイントです。

↑ダストカップ底部のグレーのボタンで取り外し。ワンタッチで簡単に外れ、ゴミ捨てはきわめて快適です
↑ダストカップ底部のグレーのボタンで取り外し。ワンタッチで簡単に外れ、ゴミ捨てはきわめて快適です

 

メンテはダストカップ、フィルターケース、スポンジフィルターとフィルターを分解して行います。フィルターケースからフィルターの取り外しはグレーのロック部をスライドさせて抜き出すだけ。着脱ボタンは全てグレーに統一され、わかやすいです。また、ダストカップ、フィルターケース、2つのフィルターすべてが水洗いできるのはメリットです。

↑右からダストカップ、フィルターケース(ネットフィルター)、スポンジフィルター、フィルター。すべて水洗い対応ですが、特にスポンジフィルターはチリが溜まりやすいので定期的に水洗いしたほうがいいでしょう
↑右からダストカップ、フィルターケース(ネットフィルター)、スポンジフィルター、フィルター。すべて水洗い対応ですが、特にスポンジフィルターはチリが溜まりやすいので定期的に水洗いしたほうがいいでしょう

 

ヘッドブラシに絡まった髪の毛などは、ハサミで切って除去します。また、ブラシを水洗いするときなど、ヘッドからブラシを外す際は、ヘッドがベルト駆動なので、このベルトを外す必要があります。このベルトから外す作業、また水洗い後にベルトに戻す作業はやや面倒です。

↑ブラシ手前のカバーを外し、前面のシャッターを下げながら、ブラシの軸に巻きついているベルトを外します。この作業が、慣れないとなかなか大変。ヘッドの軸が四角なので、きちんとハマっているかよく確認しましょう
↑ブラシ手前のカバーを外し、前面のシャッターを下げながら、ブラシの軸に巻きついているベルトを外します。この作業が慣れないとなかなか大変。ヘッドの軸が四角なので、きちんとハマっているかよく確認しましょう

 

エントリーその3

シャープ

RACTIVE Air(ラクティブエアー) EC-A1R

集じん容積が小さいので掃除後のゴミ捨ての習慣化が大事

今回比較した機種の中で最軽量の本機。高所の綿ゴミなどを除去することを想定した特別なモデルだけに、ダストカップ容量も0.13ℓと5モデル中最小です。集じん力維持のためにも、掃除後に必ずゴミを捨てるのがオススメ。ダストカップを本体から外し、さらにダストカップからフィルターカバーを外してゴミ捨てします。この手間はパナソニックMC-BU500Jと同じです。

↑ダストカップと本体の接続部にあるレバーを押してカップを外し(写真上)、さらにフィルターケースの黄色のゴミ捨てボタンを押してダストカップと集じん部を分離し、ゴミ捨てします。ダストカップの側面に吸引したゴミと空気が通る穴があり、ゴミ捨ての際にこの穴から集じんしたゴミがこぼれることがありました
↑ダストカップと本体の接続部にあるレバーを押してカップを外し、さらにフィルターケースの黄色のゴミ捨てボタンを押してダストカップと集じん部を分離し、ゴミ捨てします。ダストカップの側面に吸引したゴミと空気が通る穴があり、ゴミ捨ての際にこの穴から集じんしたゴミがこぼれることがありました

 

フィルターの着脱は取っ手をつかんで持ち上げるだけと簡単。ダストカップや集じん部は、プリーツフィルターを含め、全部が水洗いできます。本機も細かく分解して掃除できるので、キレイ好きにはオススメ。ただ、フィルター掃除時にはホコリが手についたり舞ったりすることも。

↑写真左からダストカップ、筒型フィルター下・筒型フィルター上(フィルターカバー)、プリーツフィルター。プリーツフィルターの掃除は付属のクリーニングブラシで行いますが、溝の部分に微細なホコリが溜まり、掃除が大変です。水で洗い流すのも手ですが、その場合は洗浄後に十分乾燥させる必要があります
↑写真左からダストカップ、筒型フィルター下・筒型フィルター上(フィルターカバー)、プリーツフィルター。プリーツフィルターの掃除は付属のクリーニングブラシで行いますが、溝の部分に微細なホコリが溜まり、掃除が大変です。水で洗い流すのも手ですが、その場合は洗浄後に十分乾燥させる必要があります

 

ヘッドブラシはベルト駆動ですが、ベルトの着脱はパナソニックや東芝よりやりやすかったです。ブラシカバーはコインやマイナスドライバーなどの道具がなくても開けられたのがラクでした。

↑ヘッド裏のブラシカバーは開閉レバー付き。これを「OPEN」のほうにスライドすれば、簡単に外せます
↑ヘッド裏のブラシカバーは開閉レバー付き。これを「OPEN」のほうにスライドすれば、簡単に外せます。なお、ブラシを差し込む穴が透明で視認しやすく、他機種よりスムーズにセットできます

 

エントリーその4

東芝

トルネオ V コードレス VC-CL1300

表示が丁寧なため取説なしでも分解・組み立てが簡単

この機種も小型軽量タイプということで、ダストカップ容量は0.2ℓと小さめ。小まめなゴミ捨てがオススメです。ハンドル部と集じん部の接続部のダストカップ着脱用ボタンを押してカップを取り外し、「ゴミ捨て」ボタンを押してフィルターケースを外してゴミ捨て。ゴミ捨てまでの工程はパナソニックやシャープと同じです。また、分離・集じん用の気流を使ってゴミを圧縮する機能を搭載していて、ゴミ捨ての際のホコリの舞い上がりを抑えられるのがメリットです。

↑ダストカップ根元の両サイドのボタンを押してカップを外します。両側を押す必要があるのは、やや面倒
↑ダストカップ根元の両サイドのボタンを押してカップを外します。両側を押す必要があるのは、やや面倒

 

ダストカップ・集じん部のパーツは5つ。本機は微細なゴミも分離する8気筒のサイクロンを搭載していますが、このサイクロン部も含め、集じん部のパーツ全てを水洗いできます。また、ダストカップやダストカップカバーに「ゴミ捨て」「お手入れ」と書かれたボタンがあり、取扱説明書なしでも簡単に分解できました。分解する箇所は多いですが分解は簡単で、掃除機もまめにキレイにしたい人に最適です。

↑写真左からダストカップ、分離ネット、ダストカップカバー、排気清浄フィルター、上部カバー。サイクロン部も排気清浄フィルターも水洗い可能なのはうれしいです。また、ダストカップカバーに分解の仕方がプリントしてあります。一方ヘッドブラシはベルト駆動で、ベルトの取り外しと装着には苦労しました
↑写真左からダストカップ、分離ネット、ダストカップカバー、排気清浄フィルター、上部カバー。サイクロン部も排気清浄フィルターも水洗い可能なのはうれしいです。また、ダストカップカバーに分解の仕方がプリントしてあります。一方ヘッドブラシはベルト駆動で、ベルトの取り外しと装着には苦労しました

 

↑ブラシを駆動するベルトがかなり固めで、取り外しが大変。ブラシカバーもコインなどがないと開けられません
↑ブラシを駆動するベルトがかなり固めで、取り外しが大変。ブラシカバーもコインなどがないと開けられません

 

エントリーその5

エレクトロラックス

ergorapido Lithium Bed Pro Power(エルゴラピード・リチウム ベッド・プロ・パワー)  ZB3234B

自立状態でダストカップが外せてメンテをラクにする機能も魅力

ダストカップ容量は0.5ℓ と比較的大きめ。連続運転時間が長く、広い面積を掃除できるだけに、集じん容積が大きいのは助かります。本機でうれしいのはゴミ捨ての際、ハンディ部を分離しなくてもダストカップが外せる点。そのため、自立させたままダストカップを抜き取り、あとは中のフィルターを取るだけでゴミが捨てられます。

↑写真左からダストカップ、プレフィルター、ファインフィルター。メッシュ状のプレフィルターで綿ゴミなどある程度までの大きさのゴミを濾し取り、ファインフィルターでハウスダストなど微細なゴミを捕集します
↑写真左からダストカップ、プレフィルター、ファインフィルター。メッシュ状のプレフィルターで綿ゴミなどある程度までの大きさのゴミを濾し取り、ファインフィルターでハウスダストなど微細なゴミを捕集します

 

↑ファインフィルターの中央にあるタブを引っ張るとフィルターが収縮。離すとフィルターが元に戻り、その振動でフィルターについた微粒子ゴミが落ちます。写真では中が見えるようにフィルターを外してゴミを落としていますが、普段はダストカップにつけたまま落としたほうが、ゴミが舞わずに済みます。微粒子ゴミに直接触らず除去できるのはうれしい点
↑ファインフィルターの中央にあるタブを引っ張るとフィルターが収縮。離すとフィルターが元に戻り、その振動でフィルターについた微粒子ゴミが落ちます。写真では中が見えるようにフィルターを外してゴミを落としていますが、普段はダストカップにつけたまま落としたほうが、ゴミが舞わずに済みます。微粒子ゴミに直接触らず除去できるのはうれしい点

 

ヘッドブラシのメンテでは、「ブラシロールクリーン機能」が大きな魅力。ヘッド上部のスイッチを足で踏むだけで、ブラシに絡みついた髪の毛やホコリを自動でカットます。ただ、太い糸などは取り除けないため、ハサミで切って除去する必要があります。ちなみにヘッドブラシの着脱は、ダイソン同様ベルト駆動でないため、取り外しがとてもスムーズでした。

 ↑ヘッド右側にある「PRESS」と表示されたスイッチを足で5秒間踏むと、ブラシ内部のカッターで絡まったゴミを切ってから吸引します
↑ヘッド右側にある「PRESS」と表示されたスイッチを足で5秒間踏むと、ブラシ内部のカッターで絡まったゴミを切ってから吸引します

 

【今回の検証のまとめ】

ゴミ捨てしやすさはダイソン優位だがゴミの舞い上がりに注意

ゴミ捨てのしやすさではワンタッチでゴミに触らずゴミ捨てできるDyson V8 Fluffyが一歩リード。ただ、ダストビン底部のふたが開いてゴミがドサッと落ちるため、ホコリの舞い上がりが最も大きいのがデメリットです。ゴミ捨ての際には、ゴミ箱の底になるべく近づけるなどして、舞い上がりを抑える工夫が必要でしょう。他の機種はダストビンを外し、フィルターを取ってからゴミ捨てとひと手間多くかかりますが、ゴミをそっと捨てられるので、ホコリの舞い上がりにある程度注意できます。その点、東芝VC-CL1300は、ゴミ圧縮機能でホコリの舞い上がりを抑制できるため、ハウスダストに敏感な人には助かる機能でしょう。

 

サイクロン部も水洗いできる東芝は清潔さにこだわる人にオススメ

一方メンテナンス面では、ダイソン以外は集じん部のパーツのすべてが水洗い可能(※)。掃除機もキレイに使いたい人、排気のニオイを気にする人は、水洗い対応タイプがオススメです。特に本格サイクロン機構搭載の東芝は、そのサイクロン部まで水洗いでき、掃除機内の清潔さを保てます。また、ダストカップの表示が親切で、取扱説明書なしでも簡単に分解できる点も好印象でした。

※ただしダイソンは、サイクロン部のメンテナンスはしなくても、吸引力には問題がないとアナウンスしています

 

ヘッドブラシの手入れ面ではダイソンとエレクトロラックスがリード

ヘッドブラシの手入れでは、そもそも毛ゴミの絡みにくいダイソン、「ブラシロールクリーン機能」を搭載したエレクトロラックスが一歩リード。また、どちらの機種もブラシがベルト駆動でないので、分解しての掃除もしやすいです。それに比べて、国内メーカーの3モデルはいずれもベルト駆動式で、着脱がやや面倒。ただしシャープEC-A1Rは、ベルトの装着がしやすいなど、ブラシ掃除のしやすさへの配慮がある程度見られました。

 

次回は、5モデルの設置性と運転音をチェックします。

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