家電
炊飯器
2017/9/12 17:00

「炊飯男子」再来なるか? 「お一人様用 ハンディ炊飯器」サンコーから約5000円で発売

弁当箱のような小型の炊飯器「お一人様用 ハンディ炊飯器」がサンコーから発売されました。価格は4980円です。

 

オフィスで炊飯と調理が同時にできるハンディ炊飯器

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本製品は、水蒸気の力で炊きあげる小型炊飯器。幅225×高さ155×奥行135㎜と弁当箱サイズのコンパクトさが特徴で、携帯してオフィスのデスクで炊きたてのご飯を食べることができます。フタを開けると、陶器の茶碗(炊飯器)が2つ入っており、こちらにお米と水を入れ、水蒸気でこれを加熱する仕組み。

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1つの茶碗には最大約0.65合(約120ml)を入れた場合は、茶碗大盛り約230gのご飯が炊けます。約0.4合(約80ml)で炊いた場合は、茶碗中盛り約140gのご飯が炊けます

 

使い方はいたって簡単です。炊飯台に適量の水を入れて、中央にある水蒸気発生板が水を加熱します。蓋がしまっている炊飯器の内側は、高温の水蒸気で陶器の茶碗にまんべんなく熱を加えられ、少量の米でもふっくらとした甘みのある美味しいごはんが炊けるのです。

※米の水、炊飯台の水の量により米の固さを調節します

↑基本的な使い方 (1) 電源ケーブルを接続して、コンセントにさします (2) といだ米を茶碗に入れて、水を入れます (3) 炊飯用の水を入れます (4) 蓋を締めてフックでロック (5) 電源スイッチを入れます (6) 約50分後、電源ランプが消えて炊飯終了、蒸らして完成です
↑基本的な使い方 (1) 電源ケーブルを接続して、コンセントにさします (2) といだ米を茶碗に入れて、水を入れます (3) 炊飯用の水を入れます (4) 蓋を締めてフックでロック (5) 電源スイッチを入れます (6) 約50分後、電源ランプが消えて炊飯終了、蒸らして完成です

 

また、炊飯以外で生野菜やレトルト、味噌汁などのおかずを温めることも可能。ご飯を炊くと同時に、もう1つの茶碗におかずやレトルト食品を入れれば、ご飯が炊けたときに一緒に食べることができるんです。

 

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↑炊飯するついでに、片方の茶碗に水と生卵を入れるとゆで卵に(左上)、根菜などの生野菜を切って入れておけば温野菜に(右上)。水を入れてお湯をわかし、インスタントのみそ汁を作れるほか(左下)、レトルトカレーを入れて熱々のカレーを楽むことも可能です(右下)

 

そのほか、もしもご飯やおかずが残ってしまった場合、茶碗にフタをして保存することができます。フタには、いつ保存し始めたかわかるように日付が入ったリングが付属しています。

 

レンジでチンする弁当やごはんも手軽でいいですが、やっぱり炊きたてのごはんが一番。その点、この小型炊飯器なら、電源さえあればどこでも手軽に炊きたてのホカホカご飯が食べられますね。この手の商品としては2010年発売の「HOTデシュラン」があり、これを職場で使う男性が「炊飯男子」として話題になりました。本機は持ち運びやすく構造もシンプルなので、その手軽さがウケて「炊飯男子」再来のきっかけになるかも。今後の動向に注目です。

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サンコー

お一人様用 ハンディ炊飯器

●価格:4980円●サイズ/質量:W225×H155×D135㎜/1090g●電源:AC100V 50Hz●消費電力:250W●最大炊飯量:120ml×2(約1.3合)●空焚き防止機能あり●保温機能なし