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2021/9/2 18:20

抹茶マシンの「ひきたて」が想像を超えていた! 海外で高評価「Cuzen Matcha」の衝撃をレビュー

意外とイケる炭酸割りをお試しあれ

Cuzen Matchaで作った抹茶は、十分な濃さがあるのでほかの飲み物と混ぜるのもオススメ。たとえば、氷を入れたグラスに冷たいミルクを注ぎ、濃さレベル2か3の抹茶ショットを注げば「抹茶ラテ」が完成!

↑自分で甘さを調節できるだけでなく、豆乳やアーモンドミルクでラテにするなど自由にカスタマイズが楽しめる

 

ちなみに、アメリカで人気なのが「スパークリング抹茶」なのだとか。氷を入れたグラスに炭酸水を注ぎ、抹茶ショットを入れるだけの手軽なアレンジ。抹茶感は控えめなのですが、これがなんだかクセになるんです。お風呂上がりに飲むのがオススメですよ。とはいえ、多少好みが分かれる味かもしれませんが。

↑お茶と炭酸の組み合わせは初めてだったが、筆者はかなり好みの味だった。ただ、残念ながら家族には「ラテのほうがいい」と言われてしまった

 

本製品にはこれらのアレンジが紹介されたレシピブックが付属しており、専用カップに水を入れなければ、抹茶パウダーも作れると書いてありました。せっかくなので抹茶塩でも作ろうか……とパウダーを作ってみたところ、かなり細かい粉末が出てきました。パウダーはラテにあしらったり、料理にふりかけたりといろいろな使い方ができそうですね。

↑濃さボタンを一度押し、続いて長押しすると、3つのランプが点灯して粉だけのモードに切り替わる。このモードでは平均 6.1µmの細かいパウダーが作れる

 

使ったあとにゴミが出ないから手入れがしやすい

なお、コーヒーや紅茶は飲んだあとにはゴミが出るものですが、Cuzen Matchaは茶葉を本体内の臼でひくので、ゴミが一切出ません。日々の片付けは専用カップをすすぐだけなので、これならズボラな筆者でも安心して使えます。

↑丁寧に洗いたいときだけ、臼ユニットを分解して水洗いするといい

 

本体の臼ユニット、実はシャープ独自の「セラミック製お茶うす」にまつわる技術提供を受けているのだとか。そういえば、以前シャープからはお茶メーカーの「お茶プレッソ」が発売されていましたが(現在は生産終了)、そのDNAを一部受け継いでいるということですね。

 

本体の価格は高いが満足度も高い

意外だったのが、Cuzen Matchaに使用する茶葉のコスパの良さです。Cuzen Matchaでは専用茶葉を用意する必要があるのですが、100%一番茶の「プレミアム」は20gパックが3000円(税込・以下同)、60gパックが7500円、「シグナチャ」は20gパックが2000円、60gパックが4500円です。20gパックが約20杯分、60gパックが約60杯分と考えると、プレミアムは1杯125円〜、シグナチャは1杯75円〜と、1杯あたりの価格はそう高くありません。また、毎月もしくは2か月に1度届く定期配送プランであれば、さらに15%オフで購入できます。

↑プレミアムはストレートやオンザロックス、アメリカーノなどに使用。シグナチャはラテやスパークリングなど割って飲むときに向く

 

今回、ひととおりCuzen Matchaを使ってみて、デザイン、味、使い勝手といずれも満足度の高いアイテムだと感じました。ただ、1点悩ましいのが、税込3万3000円というなかなかの価格(ただし5000円分の茶葉とレシピブックを同梱)。抹茶のみに特化したマシンということを考えると、買う人を選ぶ印象です。

 

とはいえ、家にCuzen Matchaがあれば、来客があったときにも「それ何?」と注目を集めることは間違いなし。少人数のオフィスに置くのもアリですね。何より、ひきたての抹茶を使ったドリンクが飲めるのは最高の体験です。普段はなかなか飲むことのない抹茶の良さを、Cuzen Matchaを通して再発見してみてはいかがでしょうか。

 

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