「アメトーーク!」は、テレビ朝日のトークバラエティ。国内トップクラスの人気を誇り、従来の木曜日の放送に加え、日曜日にも放送枠が追加されて週2回放映となった異例の番組です。そして12月11日の日曜日、あの人気企画「家電芸人」が3年半ぶりに返ってきました! 「家電芸人」とはもちろん、家電好きの芸人さんが熱く家電を語る企画で、かつて、ここで紹介された商品は飛ぶように売れたという伝説の企画です。そして今回も、本誌GetNaviで連載中の土田晃之さん、徳井義実さんをはじめとする「家電芸人」が、最新家電を熱っぽくプレゼン。その機能のスゴさに、スタジオでは感嘆の声が止むことはありませんでした。
さて、あれだけスタジオが沸いただけに、紹介されたアイテムをもういちどしっかりおさらいしたい! という人も多いはず。そこで今回は、番組内で取り上げられた全17アイテムを、一挙にまとめて紹介します!
その1
プレゼンター:土田 晃之
<コードレススティッククリーナー>
やわらかヘッドがしっかりとゴミを吸引
ダイソン
Dyson V8 fluffy (ダイソン V8 フラフィ)
実売価格6万7780円
従来機から吸引力が15%向上し、最大運転時間が2倍の40分に。また、大きなゴミから小さなゴミまで同時に吸い取る「ソフトローラークリーナーヘッド」を搭載しています。ブラシは全幅をカバーしているので、すべての床面をすみずみまで掃除できます。プレゼンターの土田さんは、ダイソンならではのカラーリングに「たまらんな」と興奮しつつも、やわらかいヘッドとゴミ捨てがしやすくなった点に言及していました。
その2
プレゼンター:土田 晃之
<コードレススティッククリーナー>
1台で3役をこなすスタイリッシュなクリーナー
エレクトロラックス
エルゴラピード・リチウム ベッド・プロ・パワー ZB3233B
実売価格4万6360円
コードレススティッククリーナーながら、ハンディクリーナーになるほか、今作より「ベッド・プロ・パワー UVノズル」を標準装備し、ふとんクリーナーとしての機能も備わった3in1のスティッククリーナーです。商品が登場した際には、品川さんは「好き」とぼそり。宮迫さんも「カタチかっこええわー」というとおり、雑貨店などで扱われることも多いおしゃれな高機能スティッククリーナーです。
その3
プレゼンター:土田 晃之
<コードレススティッククリーナー>
ゴミを“飛ばす”新たなお掃除スタイルを提案
東芝
VC-CL1300(R) コードレスサイクロン式クリーナー TORNEO V cordless (トルネオ ヴイ コードレス)
実売価格5万4620円
約1.9kgという軽さと強力な吸引力が魅力のコードレスクリーナー。掃除機が使えない場所のゴミも風で吹き飛ばせる「エアブローノズル」を搭載しています。番組内では、土田さんもこの機能を大絶賛。「玄関先の枯れ葉やクリーナーでは吸えないアルミサッシなどの掃除に便利」と興奮気味に語っていました。
その4
プレゼンター:土田 晃之
<コードレススティッククリーナー>
空気清浄機能を搭載したおしゃれ掃除機
三菱電機
コードレススティッククリーナー iNSTICK(インスティック)
HC-VXF30P
実売価格5万7530円
強い吸引力持続とキレイな排気を両立し、部屋のインテリアにも調和するデザインが特徴。本機には、コードレスクリーナーとしては珍しい「空気清浄機能」を搭載しており、掃除で舞った空気中のホコリも吸うことができます。番組内でも、この変わった機能に驚きの声が続出。スタジオ内の視聴者から反響が大きかった一台です。
その5
プレゼンター:品川 祐
<キャニスター型クリーナー>
世界最軽量の本体2.0㎏の紙パック式クリーナー
パナソニック
MC-JP510G
実売価格3万3260円(現在は生産終了・後継機種のMC-JP520Gが実売価格5万7020円にて販売中)
従来品の約半分の重量(約2.0kg)を実現した世界最軽量の紙パック式クリーナー。家電オンチとして番組に出演した井森美幸さんもあまりの軽さに「ええーっ!? 私、持ってる?」と大絶叫。軽さ以外の機能も充実しており、ノズルの先端が光る「LEDナビライト」やランプが光る「ハウスダスト発見センサー」などが搭載されています。
その6
プレゼンター:品川 祐
<コードレススティッククリーナー>
すき間や壁際の掃除もなんのその
パナソニック
コードレススティック掃除機 [イット]
MC-BU500J
実売価格7万2480円
ノズルが回転する「くるっとパワーノズル」を採用しており、フロアからすき間までノンストップでの掃除が可能。ノズル交換なしで、すき間や壁ぎわをきれいにすることができます。ノズルが回転する瞬間を見た宮迫さんは「ウソでしょ!?」と唖然。なお、これらは三洋電機の技術で、番組内では土田さんがその経緯を解説していました。
その7
プレゼンター:天野ひろゆき
<床拭きロボット>
水を噴き出して汚れを浮かせて拭き取る!
アイロボット
ブラーバ ジェット 240
実売価格3万2270円
水を噴き出してこびりついた汚れ、ベタつきを浮かせて、キレイに拭き取ってくれるロボット掃除機。 操作は、本体に専用のクリーニングパッドを装着してボタンを押すだけでOKです。番組内では本製品の頭の良さにも言及。壁ぎわには水をかけなかったり、段差でも落下しないなど、頭の良さも明らかにされました。
その8
プレゼンター:劇団ひとり
<モバイル型ロボット電話>
音声対話で操作できプロジェクターも搭載!
シャープ
RoBoHoN(ロボホン)
実売価格21万3840円
身長約19.5cmのモバイル型ロボット電話。モバイル通信(LTE/3G)に対応し、電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能を、ロボホンと対話しながら利用できます。「歩いて」「踊って」などのオーダーにも対応しており、スタジオで上手に踊る姿には「井森さんより(ダンスが)うまい」(※)との声が上がっていました。小型レーザープロジェクターを搭載し、写真や動画、地図なども投影可能。2016年の8月にはタクシー配車アプリやレシピ検索アプリが追加されました。
※編集部注:かつて井森さんは、レオタード姿で衝撃的なダンスを披露
その9
プレゼンター:徳井 義実
<カメラ>
撮影後にピントが自由自在に選べる
パナソニック
LIMIX GX7MK2
実売価格8万3300円(ボディ)
秒間30コマで速度を落とさず連写できる「4Kフォト」機能を搭載。番組内ではこれを応用した「フォーカスセレクト」機能が紹介されました。これは、フォーカス位置を少しずつずらしながら高速連写することで撮影後にピント位置を変えられる機能。方法は撮影後にピントを合わたい位置を画面上でタッチするだけと非常に簡単で、会場での実演では「ウソ!」「なにそれ……」と驚きの声が上がっていました。
その10
プレゼンター:土田晃之
<炊飯器>
純度99.9%の炭を削り出した「本炭釜」を採用
三菱電機
三菱IH ジャー炊飯器
本炭釜 KAMADO NJ-AW107
実売価格8万8320円
純度99.9%の炭を削り出した羽釜形状の「本炭釜」で釜厚全体が発熱。この本炭釜は「約100日かけて作る」との説明に、ゲストの井森さんもビックリ。さらに、従来比約112%の大火力炊飯で、かまどで炊いたようなふっくらとみずみずしいご飯が仕上がります。音声ガイド機能も搭載。
その11
プレゼンター:土田晃之
<炊飯器>
フラットパネルの美しいデザインと長時間保温が魅力
東芝
真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWK
実売価格10万5300円
お米の食感を好みに応じて変えられる炊き分け機能を搭載した1.0L(5.5合)炊きの炊飯器。独自の真空技術によりすばやい吸水を実現した「真空ひたし」、連続加熱・連続沸騰による「沸騰うまみ炊き」で、お米本来のおいしさを引き出します。スタジオでは、フラットパネルの美しいデザインと、40時間という長時間保温に驚きの声が上がっていました。
その12
プレゼンター:土田晃之
<炊飯器>
アンケートに答えると好みの炊き方に近づけてくれる!
象印
圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」
“南部鉄器 極め羽釜”NW-AS10
実売価格12万9600円
羽釜形状の内釜に、伝統工芸品の南部鉄器を使用。大火力(最大1450W)と高圧力(最大1.5気圧)で「プレミアム対流」を搭載し、豊かな甘味を引き出します。ボタンを軽く押すだけで本体のフタが自動で閉まる「スマートクローズ」機能を新採用。アンケートに答えると好みの炊き方に近づけてくれる「わが家炊き」メニューを搭載し、宮迫さんは「まじめな子やな~」と感心していました。
その13
プレゼンター:土田晃之
<炊飯器>
おひつとIHヒーターに分離するのがユニーク
アイリスオーヤマ
銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合
RC-IA30
実売価格1万9360円
米の量と銘柄に応じた最適な水の量を表示してくれるため、給水がカンタン。ご飯を炊いた後は、上部を取り外しておひつ、残った下部はIHヒーターとして使えるので、ご飯を炊いてから鍋料理をするなどの使い方も可能です。その便利さと2万円という手ごろなお値段に、司会、ゲストの4名はスタンディングオベーション。客席からも惜しみない拍手が送られ、番組内でもっとも多くの拍手を浴びた製品となりました。
その14
プレゼンター:徳井義実
<炊飯器>
激しい熱対流を起こしてお米の一粒一粒をムラなく加熱
バーミキュラ
バーミキュラ ライスポット
実売価格8万6184円
ホーロー鍋で料理好きの間で話題となったメーカーの炊飯器。フタと本体との密閉性の高さには定評があり、フタと本体の接合部の誤差は0.01mm以下となっています。また、鍋には3つの技術を組み合わせた熱伝達技術「トリプルサーモテクノロジー」、ヒーターには、かまどのような立体的な加熱を実現する「ラップアップヒートテクノロジー」を採用。この2つのテクノロジーで激しい熱対流を起こし、一粒一粒のお米をムラなく加熱します。宮迫博之さんは、この炊飯器で炊いたご飯を食べて「粒だったおいしいご飯!」とひとこと。
その15
プレゼンター:天野ひろゆき
過熱水蒸気で異なる食材も同時に調理できる
<ウォーターオーブン専用機>
ヘルシオ グリエ AX-H1
実売価格4万2530円
100℃以上に加熱した水蒸気、過熱水蒸気を利用した小型オーブン。水を使わないオーブンの加熱の約8倍の熱量で、ノンフライ調理から惣菜の温め直しまで、おいしく仕上げます。異なる食材の同時調理機能も搭載。スタジオでは、トーストや卵、アスパラ、ベーコンといった異なる食材を同時に入れても、どの食材にも絶妙に火が通っている点に感動の声が上がりました。なお、土田晃之さんは、番組内で本誌連載と同様、白と黒のカラバリ追加の必要性を説いていました。
その16
プレゼンター:劇団ひとり
<ドローン>
簡単操作で手軽に自撮りや空撮が楽しめる
ZEROTECH
Dobby
実売価格5万4810円(スタンダードモデル)
軽量コンパクトなボディに4K対応のカメラを搭載したポータブルドローン。プレゼンターの劇団ひとりさんが「4、5分あったら誰でも慣れる」と語ったように、スマホのアプリを使って簡単に操作できるのが魅力です。さらに、顔を認識して被写体を自動で追跡する「フォローミーモード」を備えているので自撮りもラクラク。未来を感じさせるあまりのハイテクぶりに、徳井義実さんも「もうSFやな、ほんまに」と感心しきりでした。
その17
プレゼンター:かじがや卓哉
<VRシステム>
思わずのけぞる圧倒的な臨場感!
SIE
PlayStation VR
実売価格:4万8570円
PS4専用のバーチャルリアリティシステム。有機ELディスプレイ搭載のヘッドセットをかぶると、秒間120フレームの滑らかな映像が360度全方向を取り囲んでいるような臨場感を味わえます。独自の3Dオーディオ技術の効果もあり、そのリアリティは番組で『シン・ゴジラ』の映像を体験した博多華丸さんが「やめてくれぇ! 近い!」と連呼しながらのけぞるほど。ゲームのほか、映画や全天球写真など、さまざまなコンテンツが楽しめます。
こうして見ると、どれも気になる商品ばかりでしたね。今回「家電芸人」さんが紹介したアイテムは、機能性、話題性とも申し分なく、日々家電の記事を作る立場から見ても、そのチョイスは「さすが」というほかありません。これも「家電芸人」さんの家電愛のなせる技ですね。みなさんもぜひ参考にして、楽しみながら家電を選んでみてください。