パナソニックでは、キッチンやバスなどの住宅設備事業に注力中。生産工場とショウルームを巡る見学ツアーに参加して、システムキッチン「PaPaPaシンク」の真価を体感してきました!
独自の一体成型シンクで料理のマルチタスクを実現
たまにキッチンへ入ると必ず感じるのが、料理は究極のマルチタスクということ。調理しながら別の仕込みを行い、同時に洗い物もこなします。様々な作業を並行して効率良く捌ける人こそが、真の料理上手なのです。ちなみに筆者が料理をすると、シンクに野菜の皮が散らかり、包丁やまな板を洗うタイミングを逸して放置、コンロ回りには鍋から飛び出した具材や汁が飛び散った状態。見かねた妻がサッと片づけてくれ、筆者はキッチンの隅で所在なく立ち尽くします——。
そんな日ごろの負い目があるためか、PaPaPaシンクには大いに興味を惹かれました。同製品は、業界で初めてカウンターとシンクの一体成型を実現したシステムキッチン。独自の配合で作られた人造大理石(特殊アクリル系樹脂)素材を用いるのも特徴です。ゆとりのあるスペースで「パッ」と調理でき、大きな器具も「パッ」と置いて洗いやすく、手軽に「パッ」と掃除できる——というのがネーミングの由来ですが、これはまさに料理におけるマルチタスク。開発にあたって主婦の声を多く取り入れたというのも納得です。
妻に聞くと、やはり水回りで最重視するのはメンテナンス性とのこと。PaPaPaシンクを我が家に導入する日を夢見つつ、洗い物やキッチンの掃除くらいはやらなきゃな、と決意した次第です。
調理のしやすさやメンテナンス性を極めたストレスフリーキッチン
パナソニック
PaPaPaシンク
72万7300円〜(Ⅰ型2550 ウォールユニット付)
特殊アクリル系樹脂を金型に流し込むことで、シンクの一体成型を実現。汚れやすいシンク後ろのカウンター部や排水口まわりのすき間を排し、メンテナンス性を格段に向上させました。調理する際にもシンクを広々と使えるため、毎日の家事でストレスを感じにくい点が嬉しいですね。
パナソニック北九州工場の見学ツアーに参加!
福岡県北九州市にある、同社システムキッチンの生産工場。独自の材料配合による人造大理石(アクリル系樹脂)素材を用いた一体成型技術を備え、他社にはない価値の製品を生み出しています。
一体成型されたPaPaPaシンクを加工。幅は数メートルで重さもあるため、大型の機械を用います。
大がかりな作業は機械が行いますが、人の目によるチェックも重要。品質管理のカギを握る工程です。
パナソニック リビング ショウルーム福岡
キッチンや浴室のほか、照明や収納などあらゆる住宅向け商品を展示。スタッフが丁寧にガイドしてくれます。女性客の声を運営に生かすべく、「ファン倶楽部」などの取り組みを行うのも特徴です。
PaPaPaシンクの展示。POPなどにも女性客の声が反映され、製品の魅力をより身近に感じられます。
専属スタッフによる丁寧なガイド。商品知識が豊富なだけでなく、接客技術も日々研鑽しています。
【私がツアーに参加しました】
本誌編集部員 川内一史
料理はたまにする程度で基本は妻に任せきり。見学ツアーを通じて、これを導入したくなりました!