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2019/7/5 19:30

ドライブレコーダーにも「人工知能」! あおり運転や居眠りから身を守る「360度AIドライブレコーダー」、これは便利

交通事故やあおり運転のニュースが相次いでいることから、近年ドライブレコーダーへの注目が高まっています。ソニー損保が昨年行なったアンケート調査によると、ドライブレコーダーを搭載している人の割合は2017年は15.3%だったのに、2018年は31.7%と急上昇。いまは付けていない人でも「付けたいと思う」と回答した人は54.1%にも上っています。

 

そこでご紹介したいのが、360度撮影可能なAI搭載型ドライブレコーダー。クルマの前後左右など360度すべての角度を撮影できて、運転中はもちろん駐車中でも撮影可能。クルマに取り付ける防犯カメラのようなものかもしれません。

ドライブレコーダーの「VEZO 360」(画像上)は、通常のドライブレコーダーと同じようにクルマのフロントガラスに付けるだけで360度あらゆる方向を撮影できるんです。Wi-Fiと4G対応のため、スマートフォンで録画内容をすぐに確認することが可能。ドライバーがクルマから離れているときに異変があった場合もスマホに通知がきます。また、4K録画だから画像もクリア。防犯カメラと同じように、駐車している間や夜間に乗車していない間もしっかり愛車を監視してくれるわけです。

 

さらに、AIを搭載したタイプの「VEZO 360AI」なら、AIアルゴリズムがドライバーの表情を検知して、眠りそうなときはアラートが鳴りドライバーを起こしてくれる機能もついているんです。

交通事故やあおり運転に遭遇した場合だけでなく、車上荒らしやいたずらなどにあった場合でも活用できる、この360度ドライブレコーダー。サンフランシスコを拠点とする企業ArVizonが開発したもので、Indiegogoで資金募集を行うと注目度がアップ。2607%の達成率となり、現在は「INDEMAND」のサイトで引き続き資金提供を呼びかけています。

 

価格と商品配送予定時期は、VEZO 360が179ドル(約1万9300円)で2019年9月から、VEZO 360AIは229ドル(2万4700円)で2019年11月からです。

愛車や自分たちを守るためのドライブレコーダー。AIの力を借りるという選択肢もありそうですね。

 

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