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2019/10/25 19:00

食欲の秋にでなくても、いつか行きたい! 現地在住ライターが教えるハワイ「ファーマーズマーケット」の楽しみ方

海外旅行での楽しみのひとつが、現地の人々の暮らしを感じたりローカルフードを食べたりすること。ハワイでそんな体験ができるのが、ファーマーズマーケットです。地元の方が買い物に出かけるのはもちろん、観光客も多く訪れる人気のスポット。本稿ではその魅力をハワイ在住の筆者がお伝えします。食欲の秋が到来した日本から常夏の楽園のファーマーズマーケットに思いを馳せてみませんか?

 

その1: 新鮮な野菜&果物が買える

ファーマーズマーケットとは朝市のこと。ハワイの農家が自分の畑でとれた新鮮な野菜や果物を直接販売しているため、フレッシュな食材が比較的安く購入できるということが魅力のひとつです。ハワイ産のパイナップルやマンゴー、パパイヤ、アボカドなどのフルーツや野菜が並び、地元の方がスーパーマーケットではなくファーマーズマーケットに出かけて買い物する姿も多く見られます。また観光客もフルーツを買って、ホテルで小腹がすいたときに食べることもできるでしょう。

 

その2: ローカルフードも満載

ハワイのファーマーズマーケットでは、野菜や果物などが販売されているだけではなく、その場で食べられるフードメニューの屋台も数多くあります。ハワイで最大級のファーマーズマーケットの「KCCファーマーズマーケット」では、BBQグリルでその場で焼かれた大きなソーセージやホットドッグのほか、ハンバーガーなどもいっぱい。KCCファーマーズマーケットの名物メニューには、緑色のトマトに衣をつけてさっくり揚げた「フライドグリーントマト」や、ハワイ島コナ産あわびをガーリックバターで味付けしたメニューなどがあります。できたての料理を片手に持ちながら屋台を見てまわったり、近くの芝生スペースで座って食べたりしながら、思い思いにハワイのグルメを満喫することができますよ。

 

KCCファーマーズマーケット

開催日 毎週土曜日: AM7.30-AM11.00 毎週火曜日: PM4.00-PM7.00

https://www.kapiolani.hawaii.edu/project/farmers-market/

 

その3: ハワイ土産もたくさん

ファーマーズマーケットでは、ハワイ産のマカデミアナッツやハチミツ、コーヒー、チョコレートなど、旅行のお土産にピッタリのアイテムも販売されています。しかも、たいてい味見をさせてもらえるので、自分で味を確かめながら本当に気に入ったものを購入することが可能。スーパーマーケットなどでは手に入りにくいアイテムもあるかもしれません。

 

その4: 地元の人とのコミュニケーションも

ファーマーズマーケットは、テントが張られた屋台がずらりと軒を並べており、日本の夏祭りのような感覚に近いでしょう。KCCファーマーズマーケットは特に訪れる方が多いので、常に人で混雑していて活気もにぎわいもひとしお。気になった屋台があったら足を止めてメニューやアイテムを吟味していると、お店の方が声をかけてくれるはずなので、気になったことや疑問があれば、片言の英語でも聞いてみてぜひ会話を楽しんでみてください。日本人スタッフがいる店もありますし、そんな現地の方との気軽なコミュニケーションが生まれるのも、ファーマーズマーケットの魅力のひとつです。

KCCファーマーズマーケットは、オアフ島の観光名所であるダイヤモンドヘッドの麓にあるKCC(カピオラニコミュニティカレッジ)の駐車場が会場です。ダイヤモンドヘッドハイキングとセットで楽しむ方も多く、ハイキングの後の朝食にファーマーズマーケットに立ち寄るというのもおすすめです。ハワイ旅行の際は、ぜひ滞在中にファーマーズマーケットに出掛けてみてはいかがでしょうか?

 

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